バルセロナは、今夏のネイマール獲得を諦めざるを得なくなったようだ。『Goal』が伝えている。
2017年夏に史上最高額となる2億2200万ユーロ(約290億円:当時)でパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したネイマール。フランスでも目覚ましい活躍を続けているが、移籍直後から絶えずバルセロナ復帰が噂されてきた。実際に昨夏には移籍を希望し、クラブ間交渉も行われている。
結局昨夏も移籍は実現していないが、未だバルセロナはトップターゲットの1人に据えていると見られている。今夏も復帰に向けて様々な動きを見せていると伝えられていたが、新型コロナウイルス感染拡大により、断念せざるを得なくなったようだ。
『Goal』によると、バルセロナは2019-20シーズン開幕時に今季の収入を10億ユーロ(約1145億円)と予想していたが、シーズン中断によって放映権収入やマッチデー収入が断たれることに。仮に無観客でシーズンが再開しても、大きな損失を被ることは間違いないようだ。先に選手の一時的な給与カットを発表しているが、損失の補填には十分ではなく、今後はクラブ首脳陣も大幅な減給を迫られることになるという。
また、イヴァン・ラキティッチやフィリペ・コウチーニョらトップチームの選手を複数人売却することが必要に。仮に選手売却で移籍金を得たとしても、最低でも1億5000万ユーロ(約170億円)と予想されるネイマールの移籍金を支払うことは不可能なようだ。また、PSGで受け取る世界トップクラスの年俸を用意することも絶望的であると、同メディアは伝えている。
移籍市場 関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。