9日のラ・リーガ第31節、レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにヘタフェを迎える。この試合の前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、MFガレス・ベイルをこの試合で起用することを示唆するとともに、同選手が今季限りでクラブから離れることも認めている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
今季限りでレアルとの契約が切れるベイルがそのまま退団することは誰にとっても明白だったが、アンチェロッティ監督がそのことを認めた。ベイルはこのヘタフェ戦で、約2年ぶりにベルナベウでプレーすることが見込まれているが、アンチェロッティ監督はサポーターが快く送り出すことを願っている。
「ガレスは良い調子だ。ウェールズ代表で確認できたようにね。彼はここで、彼のチームでそのことを示したいと思っている。良い形でここを去りたいと願っているんだ」
「彼は立派な形でベルナベウと別れるに値する。そのゴール、獲得したタイトルによって、このクラブの歴史に刻まれているのだから」
先のチェルシー戦では4-3-3ではなく4-4-2に近い形でプレーしたレアルだが、アンチェロッティ監督は前者のシステムを使用し続けることを明言している。
「システムは4-3-3だ。自分たちの陣容的にはそれが最善なんだ。あの試合のバルベルデはよりポジショナルな役割を担っていた。中盤の3枚(ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミーロ)が変わることはない。彼らはあまりにも重要過ぎる。4-4-2にすれば、ヴィニシウスに守備の仕事をもっと与えることになるだろう」
アンチェロッティ監督はその一方で、0-4で敗戦したクラシコで批判を浴び、3-1の勝利を挙げたチェルシー戦で称賛を受けるなど、浮き沈みある自身の職業についても語った。
「私はこの人生で運を持った。良い時期(クラシコ後)にCOVIDにかかり、何も聞くことはなかった。監督の存在が強調されるのは、チームが敗れたときだ。もちろんゲームプランが悪いときもあるが、選手たちのためにそうなることもある。私は受け入れなくてはならない。レアル・マドリードという最高の場所で指導しているのならば、なおさらだ。レアル・マドリードのようなビッグチームを率いておらず、それで批判を浴びせられる方が難しいのだから」
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