長きにわたってユヴェントスでプレーした元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオ氏は、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて言及し、「彼がバロンドールを受賞していない理由を説明することができない」と絶賛した。
ユヴェントスの下部組織出身で06年にトップチームデビューしたマルキージオ氏は、エンポリへの期限付き移籍を経て08’-09’シーズンにユヴェントスに復帰。その後チームの中心として長く活躍した。結果的に18年までプレーを続けて7度のリーグ制覇を経験。多くのタイトル獲得に貢献した。ユヴェントスを離れてからはロシアのゼニトで1年プレーしたが、19年に現役引退を発表している。
スポーツチャンネル『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じたマルキージオ氏は、いくつかの質問の中で2018年夏に古巣のユヴェントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて言及。「もちろん彼と一緒にプレーしたかった。あの夏、彼がやって来るタイミングでチームを去るべきではないといろいろな人に言われたが、人生の選択が新加入選手に左右されるべきではないよ」と語り、共闘を望んでいたが叶わなかった過去を告白した。
また、最後に現在日本の神戸でプレーするイニエスタに話が及ぶと、かつてバルセロナの黄金期を支えたMFに対して称賛の言葉を贈った。
「イニエスタ?彼がバロンドールを受賞していない理由を説明することができないよ。彼のプレーは、(ロジャー)フェデラーのテニスを見るようなものだ。純粋にプレーを見るだけで楽しめる。彼はまるで3つの脳を持っているかのようだ。右足に1つ、左足に1つ、頭に1つとね。彼は本当にサッカーを熟知している。フィジカルや身体能力に恵まれている選手と対戦しても、常にうまくかわしていたよ」
ユヴェントスやイタリア代表で活躍したマルキージオ氏に「3つの脳がある」とまで言われたイニエスタの所属する神戸は、23日(日)16時に明治安田生命J1リーグ開幕戦で横浜FCと対戦する。この試合はDAZN(ダゾーン)でライブ配信される。
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