ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、所属する日本代表MF久保建英を称賛している。スペイン『Cadena Ser』に語った。
2019年夏にFC東京からレアル・マドリードに完全移籍し、初年度はマジョルカに期限付き移籍してリーグ後半に定位置を奪取するなど、成長を見せた久保。2020-21シーズンはラ・リーガ上位を目指す規模のビジャレアルに期限付き移籍で加わった。
ここまでの公式戦で先発は4試合とポジション争いが続く久保だが、UEFAヨーロッパリーグ（UEL）のシヴァススポル戦では1ゴール2アシストと大活躍。その後も徐々に出場機会を増やしている。
飛躍の気配を感じさせる久保について、エメリ監督は教え子である元スペイン代表MFダビド・シルバを彷彿とさせると語った。
「久保のポテンシャルは計り知れない。私がバレンシア時代に目にしたダビド・シルバが持つものとよく似た特徴を彼は持っている。ラインの間で良いプレーを見せ、スピードのあるドリブルも持ち合わせている」
とはいえ、これだけの評価を受けながらもビジャレアルでは安定した出場機会を確保できていない。エメリ監督は、久保が成長途上であることを強調した。
「このまま成長を続ける必要がある。我々とともに彼は成長段階だ。私は現状に満足している。フェル・ニーニョやアレハンドロ・バエナのような成長を彼にも求めている。現段階で彼がレアル・マドリードでプレーできないのであれば、それは彼に成長が必要だからだ」
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