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プレミアリーグ史上最も印象的なチームは岡崎慎司らを擁したミラクル・レスター |2019-20 プレミアリーグ推進委員会 | 欧州・海外サッカー

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プレミアリーグ史上最も印象的なチームは岡崎慎司らを擁したミラクル・レスター |2019-20 プレミアリーグ推進委員会 | 欧州・海外サッカー(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】DAZNと9つのスポーツメディアで構成される『プレミアリーグ推進委員会』、そしてTwitter上のファン投票を経て2019-20プレミアリーグ5月度企画の歴代MIT(もっとも印象的なチーム)を選出。投票の結果、2015-16シーズンに奇跡の優勝を飾ったレスター・シティが選出された。

プレミアリーグの活性化と知名度向上を目的とし、DAZNと9つのスポーツメディアで構成される『プレミアリーグ推進委員会』。5月度は特別企画として、”プレミアリーグ史上最も印象的なチーム”を選考。参加メディアが3チームずつをノミネートし、最後に残った3チームをTwitter上でファン投票を行い決定した。

Twitter投票には合計10,271票が集まり、最も印象的なチームには、プレミアリーグを制覇した 2015-16シーズンの、あの”ミラクル・レスター“が選出された。最終的にノミネートされたクラブは以下の通り。

  1. 2015-16 レスター 59.1%
  2. 2003-04 アーセナル 28.0%
  3. 2004-05 チェルシー 12.9%

2014-15シーズン、プレミアリーグに10年ぶりに復帰していたレスター・シティは、14位でシーズンを終え、なんとかプレミアリーグ残留を果たすのがやっとだった。その上、6月にはナイジェル・ピアソン監督がスキャンダルに巻き込まれ失脚。後任には、かつてチェルシーやバレンシアを指揮したクラウディオ・ラニエリ氏が就任した。

就任当初は、数々の有力クラブを指揮してきたものの決して高い成績を残してきたとは言えない指揮官に周囲の期待値も低かった。だがレスターは開幕後、大方の予想を覆して快進撃を見せる。ラニエリ監督が導入したハードワークをベースにした堅守速攻スタイルが見事にはまり、シーズン序盤にはエースのFWジェイミー・ヴァーディが11試合連続得点を達成してプレミアリーグ新記録を樹立するなど、素晴らしいスタートを切ることに成功した。

前半戦を2位で折り返すと、そのまま勢いに乗ったレスターは、翌年の5月ついに「奇跡」を実現する。優勝を争っていたトッテナムがチェルシーに引き分けたことで、レスターの優勝が確定。クラブ創設132年目にして、悲願の初優勝を果たした。

当時のプレミアリーグは、アーセナル、チェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、リヴァプールからなる”ビッグ6”が上位を独占しており、それ以外のクラブが優勝することはまず考えられなかった。

『プレミアリーグ推進委員会』も、そのような状況で神がかり的な優勝を果たした「頂点まで一気に駆け抜けたストーリー性」を評価。ヴァーディ、FW岡崎慎司、FWリヤド・マフレズ、MFエンゴロ・カンテ、DFウェズ・モーガン、GKカスパー・シュマイケルなど個性的な選手が揃った「奇跡のチーム」が、見事”プレミアリーグ史上最も印象的なチーム”に選出されている。

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