ベルギーのジュピラー・プロ・リーグに所属するシャルルロワのMF森岡亮太の評価が高まっている。
2019-20シーズンのジュピラー・プロ・リーグは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、5月15日に早期打ち切りが決定。3位フィニッシュによりヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したシャルルロワで、森岡はリーグ戦29試合に出場して6ゴール5アシストという素晴らしい成績を残した。
ベルギーの放送局『sporza』はシーズンを終えたことを受け、各解説者が今シーズンに目立った選手3名をチョイス。その中で2人の解説者が、森岡を選んでいる。
森岡を選んだ解説者の一人であるフィリップ・ヨース氏は、「森岡はシャルルロワのアンドレア・ピルロだよ。大帝のようにトップ下から守備的な位置にポジションを下げた。彼の武器である広い視野を活かし、攻撃の中継役を担ったね。シャルルロワの躍進は彼の功績だ」とし、中盤の低い位置から見事なゲームメークを披露した日本人MFを元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏を引き合いに出して称賛した。
また、もう一人のフランク・ラエス氏は、「森岡がポジションを下げたことは、(カリム・)ベルホシン監督による嬉しい発見となっただろう。彼は期待以上のボール奪取力を見せ、他の選手に見えないスペースを見つけ出していた」と褒めたたえた。
ヴィッセル神戸でプロデビューした森岡は、ポーランドリーグでのプレーを経験し、ワースラント=ベフェレン、アンデルレヒトを経て、2019年1月にシャルルロワ入り。海外挑戦後、最高の時期を過ごしている。
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