サウサンプトンに所属する日本代表FW南野拓実が、6日に行われたプレミアリーグ第23節のニューカッスル戦で移籍後初出場を果たし、初ゴールも決めて鮮烈デビューを飾った。
南野は2列目の左で先発出場すると、2点を追う30分に移籍後初ゴールをマーク。ペナルティエリア前左でパスを受けると、鮮やかなワンタッチでエリア左へ抜け出し、豪快な左足シュートをニアの左上隅に突き刺した。さらに、南野は50分にドリブル突破でファールを誘い、2度目の警告で相手MFジェフ・ヘンドリックを退場に追い込むなど、新天地デビュー戦で存在感を示した。しかし、試合はその後、交代枠を使い切ったニューカッスルが負傷者を出して9人となったが、数的優位のサウサンプトンは反撃が実らず、2-3で敗れた。
チームは5連敗を喫したものの、フル出場した南野はデビュー弾で存在感を示した。イギリスメディア『スカイスポーツ』は同試合の採点で南野にチーム2位タイの「6」(10点満点)をつけた。チーム最高点は鮮やかな直接FKを決めたジェームズ・ウォード・プラウズの「7」だった。また、プレミアリーグ公式サイトによる同試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を決める投票では、2得点でMOMに輝いたニューカッスルMFミゲル・アルミロンに次いで、南野が約20%を獲得して2位に選ばれている。
地元紙『デイリー・エコー』によると、サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後、「間違いなくチームの助けになる」と南野のパフォーマンスを称えた。
「タキ(南野)は良かった。デビューしてすぐに得点するのは、いつだっていいことだろう。素晴らしいゴールだったと思う。他にもいい動きを見せていて、10番のポジションでもチームの助けになることを見せていた。終盤は彼が生きるゲームではなかったから難しかっただろう。エリア内へロングボールが送られていたし、彼はバイタルエリアでもう少しスペースが必要だったと思う。彼は間違いなくチームの助けになることを示した」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。