ベルギーのジュピラー・プロ・リーグで苦戦を強いられているシント=トロイデン(STVV)が12月2日、ケヴィン・マスカット監督との契約解除を発表した。アシスタントコーチのカルロス・ペレス・サルバチュア、フィジカルコーチのルチアーノ・トラーニの両氏も退任する。
母国オーストラリアのメルボルン・ビクトリーで指導者キャリアを積んだマスカット監督は、2020年6月からSTVVを指揮。しかし、今季のリーグ戦で2勝5分け7敗と目ぼしい結果を残すことができなかった。直近の第14節ムスクロン戦では2-3の惜敗を喫している。
立石敬之CEOがクラブ公式サイトに次のコメントを寄せている。
「日頃からSTVVへ熱いご声援を下さり、心より御礼申し上げます。現在の16位という状況をふまえ、チームが自信を取り戻すためにも、早い段階で修正するべきであると考え、苦渋の決断ではありましたが、今回マスカット監督と契約を解除する決断をいたしました。改めて、この様な状況下ではありますが、選手とスタッフ陣を含めたチームの一人ひとりが、一体感を持ち、気持ち新たにクラブの総力を挙げてベストを尽くしていきたいと考えています。どうか今後も熱いご声援と多くのご支援を頂きますよう宜しくお願い申し上げます」
次節のクルブ・ブルッヘ戦はセカンドチームのステフ・ヴァン・ウィルケル監督が指揮を執る。後任は現時点で決定していない。
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