ウェストハムで絶好調のMFジェシー・リンガードについて、マンチェスター・ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンド氏が語った。
今季前半戦はマンチェスター・Uで出場機会をほぼ得られず、1月の移籍市場でウェストハムへ半年間の期限付き移籍で加入したリンガード。すると、プレミアリーグ9試合で8ゴール3アシストと大暴れ。チャンピオンズリーグ出場権争い真っただ中のチームを支えている。
3月にはイングランド代表復帰も果たした28歳MFだが、今季終了後は所属元マンチェスター・Uへと一度復帰することになる。しかしその去就は不透明であり、『ESPN』はアーセナルやパリ・サンジェルマン、レアル・マドリードいった世界中のクラブが関心を抱いていると伝えていた。
そんなリンガードについて、ファーディナンド氏が『Vibe With FIVE』で言及。アーセナル移籍の噂について、マンチェスター・Uの選手として2019年のFAカップ（3-1）で見せた“ムーンウォークパフォーマンス”により、ファンに受け入れられないだろうと予想した。
「ファンがそこに置いておかないだろうね。あのピッチでムーンウォークした時のように、彼らは許さないだろう。ファンはその場所を引き裂くはずだ。エミレーツをかつてないほどに侮辱したんだからね」
そして「ウェストハムは完全移籍のために競争することになるだろう。他のチームも『聞いてくれ、俺たちも欲しいんだ！』と声を上げるからね。彼がウェストハムよりもアーセナルへ行くことはないだろうし、他のチームもあり得る。アーセナルには近づかないだろうね」と予想している。
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