アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオンFWニール・モペイに反論した。
20日のプレミアリーグ第31節で、アーセナルはブライトンと対戦。しかし前半終了間際にGKベルント・レノが担架でピッチを後にすると、一時ニコラ・ペペのゴールでリードするも、その後2失点を喫して1-2で敗れている。
前節マンチェスター・シティ戦に続く連敗だけでなく、レノが相手FWニール・モペイと交錯して悲鳴を上げながら交代。試合後にはマッテオ・グエンドウジがモペイと衝突するなど、アーセナルにとって非常に後味の悪い試合となっている。さらに、試合後モペイは「アーセナルの選手は謙遜を学ぶ必要がある」とまで語っていた。
ブライトンFWの発言受け、アルテタ監督は「自分の言いたいことを言えばいい。だが、私は選手たちをよく知っているし、足りないものは間違いなく謙遜ではない」と反論した。
またレノの負傷シーンについては「ケガをさせる意思を持ってプレーする選手はいないと信じている。あの場面でもそうだと信じている。不運だった」とコメント。守護神の状態についても明かした。
「ベルントのケガは悪いものに見えるが、明日検査することになる。(十字靭帯のケガなのか)わからない。まだ痛みもある。ただ、どの程度のケガなのかは明日にならないとわからない」
再開初戦でグラニト・ジャカとパブロ・マリをケガで失い、ダビド・ルイスが2試合出場停止となったアーセナル。これで離脱者は計8名となった。さらに、モペイの首を掴んだグエンドウジには処分の可能性も伝えられており、アルテタ監督は苦しいやりくりを迫られる。
指揮官は試合後の衝突は「見ていないからわからない」とコメント。「試合を落としたから不満はあっただろう。これがあのリアクションにつながったかもしれない。しかし、相手をケガさせる意図が選手たちにないことを信じている」と語っている。
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