日本時間14日5:00キックオフのラ・リーガ第36節グラナダ戦で勝利すれば、首位レアル・マドリードが3シーズンぶりの優勝に王手をかけることになる。
新型コロナウイルスによる中断を経て、リーグ戦再開から8連勝と波に乗っている”ロス・ブランコス”。ただし、セルヒオ・ラモスやティボー・クルトワを軸とする堅守に助けられたゲームも少なくなく、「ポテンシャルを出し切れていない」という批判的な声も聞かれる。
グラナダ戦の前日会見に臨んだジネディーヌ・ジダン監督はそうした意見について、こうコメントしている。
「人々がそのような話をしていても、私は気にしないよ。だれもが自分の意見を述べることができるからね。ただ、レアル・マドリードはレアル・マドリードさ。史上最も重要なクラブの1つだ」
また、スペイン国内で囁かれる「レアル・マドリードびいきのVARが多くないか」との疑惑に対しても、ジダンはまるで気にしていないようだ。
「だれもが好きなように意見を言えるし、私が他人の意見に関与することはできない。我々はピッチで全力を尽くし、いつも大きな努力をしている。私の興味はそれだけだ」
さらに選手個々にも言及。シーズン終了後の退団が噂されるハメス・ロドリゲス（試合前日に29歳の誕生日を迎えた）について、ジダンは「まずは誕生日を祝福するよ。彼はチームの一部だ。チームのどんな選手も無視することはない。だれもが重要だし、だれもがチームに何かをもたらしてくれる」とコロンビア代表MFを尊重した。
今季絶望となったマルセロの代役と目されるフランス代表DFフェルラン・メンディに関しては、「彼は才能あるヤングタレントだ。マルセロはマルセロで、メンディはメンディ。彼らを比較することはできない。メンディはレアル・マドリードの選手であることを示しているよ」と信頼を寄せた。
放送・配信予定
- グラナダ対レアル・マドリード（ラ・リーガ）
- 配信：DAZN
- キックオフ：2020年7月14日（火）日本時間05:00
- 解説：戸田和幸 実況：桑原学
- 会場：エスタディオ・ヌエボ・アルカンヘル
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