レアル・マドリードが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペの獲得に動こうとしているようだ。スペイン『アス』が報じた。
欧州トップクラスのアタッカーであり、2018年には母国のワールドカップ制覇の立役者の1人にもなったエンバペ。レアル・マドリードは継続的に関心を示していることが報じられており、移籍市場が開くたびにその動向は注目を集めている。
とはいえ、現在は新型コロナウイルスによる経済的な打撃も伝えられており、フランス人スターを獲得する場合の負担は甚大なものになるという。そこで、『アス』によれば、レアル・マドリードは資金捻出の策として現在保有する選手たちの売却を検討しているようだ。
伝えられるところでは、トッテナムにレンタル加入しているギャレス・ベイルやイスコ、ルカ・ヨヴィッチといった退団報道が既に出ている選手だけでなく、マルセロやブラヒム・ディアス、ダニ・セバージョスらも売却候補になっているとのこと。その合計として、1億~1億5000万ユーロ(約126億~189億円)の収益を目指しているとされる。
一方で、PSGとの現行契約が2022年6月までとなっているエンバペは未だ新契約を結んでいないが、必要な移籍金の見通しは立っていないという。ネイマールがバルセロナからPSGに完全移籍した際の史上最高額2億2200万ユーロを超える可能性も伝えられるが、レアル・マドリードは残契約年数も考慮して1億5000万ユーロほどでの獲得を目指していると報じられている。
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