レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、敗戦について語っている。サッカーメディア『GOAL』が伝えた。
レアル・マドリードは日本時間9日、ラ・リーガ第35節でアトレティコ・マドリードと対戦。レアル・マドリードにとって王者に輝いた後の最初のリーグ戦が“マドリード・ダービー”となったが、40分にヤニック・フェレイラ・カラスコにPKを沈められるとそのまま0-1で敗北した。
試合後、アンチェロッティ監督は敗戦も致し方なしとの見解を述べている。
「良い試合だった。両チームが競い合って均衡し、私たちは後半により良いプレーを見せられた。しかし、この試合についてはこれ以上のことを求められなかった。私たちはとても興奮した1週間を過ごした後なんだ。本当に、これ以上のことは期待していなかったんだよ」
というのも、レアル・マドリードは5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)準決勝セカンドレグにてマンチェスター・シティを3-1で撃破。先制を許しながらも、90分から延長前半5分までに3点を立て続けに決めて2戦合計スコアを6-5とし、奇跡と表現されるような展開で欧州の決勝へと駒を進めた。
アトレティコとのダービーではFWカリム・ベンゼマやMFルカ・モドリッチなど多くの主力をベンチスタートに。疲労への懸念を強く感じさせるターンオーバーとなっており、アンチェロッティ監督は前半の戦いぶりに満足していないことを強調しつつもトラブル回避を優先したと語った。
「前半について? 今は叱るようなタイミングではないが、確かにそこまで満足していなかった。私たちはデュエルで負けていたが、こういった試合ではメンタルが決定的な要因となるし、アトレティコが優位なのは間違いないことだった。それは当たり前のことだ。私たちは勝ち点を必要としていないが良い試合はしたかった。私のプライオリティーは問題が起こることを回避し、出場が限られている選手を起用することにあったんだ」
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