マジョルカは16日にラ・リーガ第32節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に臨む。前日会見に出席したハビエル・アギーレ監督は、17位の自分たちと勝ち点3差で15位に位つけるエルチェを下して、残留争いでより優位に立つ意欲を示した。マジョルカのオウンドメディアが会見の様子を伝えている。
「私たちにとって直接的なライバルとの一戦になる。彼らは決勝のように試合の準備を進めているだろうし、私たちはこの試合状況に対応しなくてはならない。簡単でないことは分かっている。スタジアムは満員で、お祭りのような雰囲気があり、そこで残留をかけて2チームが戦うんだ」
「ここ数試合の彼らは、難しいライバルを相手に良質なフットボールを展開していた。私たちは良い試合をして、勝ち点3を持ち帰ろうという意志を持たなくてはいけない」
前節、ラ・リーガ前半戦に続いてアトレティコ・マドリーを下したマジョルカだが、アトレティコ相手に2勝したチームが2部に降格した前例は存在しないという
「そんなことは知らないよ。だったら、もうプレーするのを止めて、残留させてもらおうじゃないか。統計がそう言っているのだらかね。そうした数字はあなた方(報道陣)にとって面白いものなのだろう。唯一価値を持つのは、順位表の上で手にできる勝ち点だ。歴史上、価値を持ってきたのはその数字だけなんだよ」
アギーレ監督はそのアトレティコ戦後、途中出場だったMF久保建英について言及。当初は先発させる予定だったものの、一回の練習が無気力だっためにベンチスタートとした説明していたメキシコ人指揮官だが、今回はどうなのだろうか。
「今週のタケ・クボは、とても良い形で練習に励んでいた。彼と話をしたが、準備はできている。最初からプレーするかは分からない」
「タケフサは素晴らし過ぎる、極上の選手だ。髪型こそひどいが、しかし素晴らしい」
アギーレ監督が真顔のまま口にした久保の髪型についてのジョークに、会見場では笑いが起こっていた。
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