レギュラー落ちを宣告されたと伝えられるバルセロナDFジェラール・ピケだが、選手本人は同クラブに所属し続ける意向という。スペイン『マルカ』が報じている。
バルセロナとの契約を2年残しているピケだが、チャビ・エルナンデス監督から来季のレギュラーとみなしていないこと、チーム内での役割が変わることを宣告されたと伝えられている。
しかしチャビ監督、またクラブが何よりも問題視しているのは、ピケのあまりに高額な年俸である様子。ピケは来季、チーム最高年俸となる4000万ユーロを受け取る予定となっており、財政難のバルセロナにとっては今夏の補強を実現するためにも退団してくれた方が都合良い、ということのようだ。
ただしバルセロナがピケ相手に狙うのは放出だけではなく、最低でもさらなる減俸にこぎ着けたいようだ。ピケは昨季に減俸と支払い遅延を受け入れており、新たな減俸を承諾させるのはハードルがあまりに高いように思える。が、クラブはピケ、さらにはMFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバのさらなる減俸を何としてでも必要としているとのこと。
そして『マルカ』曰く、バルセロナとピケは近日中にも新たな話し合いに臨む見込みとなっているが、ピケは新たな減俸を受け入れる可能性があるという。ピケは少なくともあと1年バルセロナに残る考えで、元チームメートのチャビ監督との話し合いでは「俺はどんなことをしても助けるよ」と口にしたそうだ。
ピケは今季、出場すればDFライン、ひいてはチーム全体のリーダーにふさわしいパフォーマンスを披露。だが、ここ2シーズンのラ・リーガでは、31試合を負傷で欠場するなど、あまりに怪我が多い。クラブの強化部門はチーム内最高年俸の選手が、1シーズンで半分近くの試合を欠場することを危惧しているとのことだ。
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