オーストリアカップ決勝のレッドブル・ザルツブルクvsアウストリア・ルステナウ(オーストリア2部)が29日に開催され、5-0で勝利したザルツブルクが2年連続7度目の戴冠を果たした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦が中断しているオーストリアだが、12日には政府が無観客での再開を許可。6月2日のリーグ戦再開を前に、29日には無観客でカップ戦決勝が開催された。
今冬の移籍市場でアーリング・ハーランドや南野拓実が退団したザルツブルクは、主力である奥川雅也も負傷でこの試合を欠場。しかし、地力で上回るザルツブルクは、19歳のハンガリー代表MFドミニク・ショボスライの直接FK弾など2点リードで試合を折り返すと、後半も攻撃力を見せつけて3ゴールを奪取。5-0の圧勝で2年連続の優勝を決めた。
リーグ戦のオーストリア・ブンデスリーガで6連覇中のザルツブルクは、カップ戦でも直近の7年で6度目の優勝。リーグ戦再開後の7連覇達成に向けて弾みをつけるタイトル獲得となった。
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