ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、ニューカッスル指揮官に就任するつもりがないと表明した。クラブ公式Twitterが声明を伝えている。
2020年夏からビジャレアルを率いているエメリ監督。2020-21シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(UEL)を制すなどその手腕は知れ渡っており、先日にはニューカッスルからの関心が報道された。
ニューカッスルは大きな資金力を持つサウジアラビア系のファンドグループに買収されており、既にスティーブ・ブルース監督を解任。後任は未定のままであり、ビッグクラブの仲間入りが予想されるなど注目を集めているだけに、新体制のスタートとなる人事が見守られていた。
その候補としてエメリ監督の名前が上がっており、当人も当初は「まだ正式な動きは何もない。だが、現時点でノーの言うこともないよ」とコメント。玉虫色の答えは様々な推測を呼ぶこととなった。
しかし、3日にビジャレアルを通じて発表された声明によれば、イングランドに向かうことはなさそうだ。
「ビジャレアルは私のホームであり、このクラブに100%コミットしている。正直なところ、偉大なクラブが興味を示してくれることはありがたい。だが、それ以上にここに留まれることに感謝しているんだ。私は(ビジャレアルの会長である)フェルナンド・ロイグに対し、このプロジェクトの一役を担い続けたいという決断を伝えた」
関心を示されたことを認めつつも会長に残留の意志を伝えたと強調するエメリ監督。これまでパリ・サンジェルマン(PSG)やアーセナルなども率いてきたが、しばらくはスペインに残ることになりそうだ。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。