セルタは23日、スペイン人指揮官ラフェル・ベニテス監督(63)の招へいについて、同指揮官と基本合意に達したことを発表した。
今季途中からチームを率いていたカルロス・カルヴァリャル監督を解任し、新指揮官を求めていたセルタ。第一候補とされてきたマルセリーノ・ガルシア・トラル氏は、他クラブからの誘いもあり交渉が合意に至らなかったようだが、国際的に評価を得るスペイン人指揮官ベテニス監督と契約を結ぶことになった。契約期間は2026年までの3年間となっている。
ベニテス監督はレアル・マドリードを指揮した2015-16シーズン(2022年1月に解任)以来、じつに7年ぶりのラ・リーガ復帰となる。同指揮官はその後、ニューカッスル、中国の大連一方、エヴァートンを指揮し、2022年1月にエヴァートン監督の座を解任されて以降フリーとなっていた。またベニテス監督にとってセルタは、バジャドリー、オサスナ、エストレマドゥーラ、テネリフェ、バレンシア、レアル・マドリードに続いて6番目に指揮を執るスペインのチームとなる。
セルタはカルロス・モウリーニョ会長がトップを務めてきた17年間で、じつに18人もの監督がチームを率いてきた。バレンシアでラ・リーガを2回制し、リヴァプールでチャンピオンズリーグ優勝を達成して名将の仲間入りを果たしたベニテス監督は、同政権での19人目の指揮官となるが、果たしてガリシアの雄に安定をもたらすことができるのだろうか。
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