インテルの指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督は、UEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド32（決勝トーナメント1回戦）第2戦のルドゴレツ戦、セリエAのユヴェントス戦が新型コロナウイルスの影響によって無観客試合となったことに対して「できるだけ早く、正常な状態に戻ってもらいたい」と早期解決を望んでいることを明かした。
第1戦を2-0で勝利していたインテルは27日、ELラウンド32第2戦でルドゴレツをホームに迎えた。この試合は新型コロナウイルスの影響を最小限におさえるため無観客試合で行われている。試合はルドゴレツに先制点を奪われる展開となったが、イタリア代表MFクリスティアーノ・ビラーギとベルギー代表FWロメル・ルカクのゴールで逆転したインテルが2試合合計4-1でベスト16進出を決めた。
無観客試合ながらもしっかりと勝利を手にしたインテルだが、続く3月1日に行われるセリエA第26節ユヴェントスとの大一番も無観客試合が決定している。無観客試合が続く状況を踏まえた上で、コンテはイタリア『Sky』を通じて自身の見解を示した。
「誰もいない会場、閉ざされたドアの向こうでプレーするのは良いことではない。やはりカルチョはティフォージ（熱狂的なファン）の前で行われるからこそ、美しい瞬間が生まれる。それが理想なんだ。できるだけ早く、正常な状態に戻ってもらいたい。今はそれを強く願っているよ」
週末のユヴェントスとの大一番に向けて「今季、最も重要な局面を迎えることになる。我々の野望を達成するためには、最高の結果を残す必要がある」と意気込みを示したコンテ監督。重要な試合で勝利を手にすることはできるのだろうか。
インテルがベスト16進出を決めたELラウンド32第2戦ルドゴレツ戦の模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
また、コンテ監督が率いるインテルは現地時間3月1日、セリエA第26節でユヴェントスと対戦する。この試合は日本時間3月2日2時45分からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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