レアル・マドリードは8月31日、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガの移籍でレンヌと合意したことを発表した。スペイン『マルカ』はその生い立ちを紹介している。
16歳にしてレンヌでトップチームデビューを果たし、18歳で迎えた2021-22シーズン開幕までに公式戦82試合に出場したカマヴィンガ。その世代を代表する才能として注目されていた。
そして、2021年夏の移籍市場最終日にレアル・マドリードが獲得を発表。2027年6月30日まで6シーズンの契約を結んだことも明かされた。
『マルカ』は、アンゴラの難民キャンプの小さなコミュニティで2002年11月にカマヴィンガが誕生したことを紹介。6人兄弟の3番目であり、2003年にフランスへと居住地を移した後に母親が柔道を習わせようとしたが、7歳の時に父親がサッカークラブへと連れて行ったようだ。
一方、11歳だった2013年には自宅が火事になる不幸に見舞われ、家族は慈善団体から必要な物資を受け取って再起していくことになったという。2020年の『Ouest France』のインタビューでは、当時父親から「心配するな。お前が偉大なサッカー選手となり、この家を建て直すんだ」という言葉で励まされたことを明かしている。
その時の心情を、当人は「僕は家族の希望で、突然やる気が湧いてきたんだ。両親ともすでに幸せだったけど、僕なら二人をもっと幸せにできると思ってね」と振り返った。
それから7年後の18歳で迎えた夏、カマヴィンガはスペインの地へ向かい、偉大なサッカー選手としてのキャリアを一歩前進させることとなった。
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