元イングランドFWウェイン・ルーニーが、ダービーの正式な指揮官に就任。それに伴い、現役引退することを発表した。
2002年にエヴァートンでトップチームデビューを飾ったルーニー。2004年~2017年までプレーしたマンチェスター・ユナイテッドでは、クラブ史上最多得点記録を更新し、プレミアリーグ5度制覇など数々の栄光を成し遂げた。またイングランド代表としても、当時の最年少デビュー記録に最年少得点、最多得点数など様々な記録を塗り替えた。
イングランドフットボール史に名を残したルーニーは、2020年1月にダービーに選手兼コーチとして加入。さらに11月からは暫定指揮官としてチームを指揮している。当初はチャンピオンシップ(英2部)最下位に沈んでいたが、リーグ戦9試合で2敗と好成績を収め、一時は残留圏内にまで浮上していた。
そして15日、ダービーは2年半の契約でルーニーと正式に契約を結んだことを発表している。新指揮官は、クラブの公式HPで以下のように意気込みを語った。
「イギリスに帰って来たとき、ダービーのポテンシャルにとても感心したんだ。スタジアム、施設、スタッフと選手のクオリティ、そしてファンの存在にね。他クラブからもオファーがあったが、ダービーこそ、自分の居場所だと直感的に思った」
「このようなチャンスを手にできたことは光栄で、この歴史あるクラブでの12カ月間で見てきた最大限の可能性を発揮するために全力を尽くすとクラブのみんなに約束したい」
これに伴い、ルーニーは19年に及ぶ選手キャリアに終止符を打つことに。イングランドのレジェンドが、ついにそのスパイクを脱いでいる。
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