レスターに所属するDFルーク・トーマスの評価が一夜にして“爆上がり”だ。現地28日のプレミアリーグ第20節リヴァプール戦に先発出場すると、相手のエースであるモハメド・サラーに仕事らしい仕事をさせず、1－0の完封勝利に大きく貢献したのだ。
目下、プレミアリーグ最多の得点＆アシストを誇るサラーを向こうに回しても、イングランドU－21代表に名を連ねる左サイドバックの俊英は浮足立たなかった。1対1で冷静な守備対応を見せれば、クロスのブロックなどでも存在感を発揮。殊勲の決勝点を挙げたFWアデモラ・ルックマンとともに、この日のヒーローになった。
L・トーマスを手放しで称賛するのは、自身の古巣に土をつけたレスター指揮官ブレンダン・ロジャーズだ。公式サイトがこう伝えている。
「ルーク・トーマスは毎試合プレーしている。休みなしで、（サディオ）マネとサラーと対戦したんだ。20歳の若い選手にとって驚くべき存在だし、最高の存在だよ」
また、データサイト『Squawka Football』によれば、この日のL・トーマスは7回のインターセプトを記録。これは今シーズンのプレミアリーグにおける1試合最多の数値だという。
レスターの下部組織で育ち、地元ファンからの人気も高いという20歳のL・トーマス。若手逸材が雨後の筍のように出現しているイングランドで、またひとり楽しみなタレントが世界にその名を轟かせた。
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