コッパ・イタリア準決勝の第2戦が6月12日～13日にかけて行われた。
アウェーゴール差で
最多13度の優勝を誇るユヴェントスは、名門ミランと激突。ミラノで行われたファーストレグは1-1で終え、12日のセカンドレグを迎えた。
試合は16分、アクシデントで幕を開ける。ミランDFのハンドによってユヴェントスがPKを得るが、初戦で成功させていたクリスティアーノ・ロナウドが左ポストに当てて失敗。すると、そのプレーの直後、アンテ・レビッチがハイキックでダニーロを蹴りつけ、一発退場に。ミランは第1戦のスコアラーを開始早々に失ってしまう。
一人少なくなったミランだが、懸命に戦い、チャンスを得る。後半にはハカン・チャルハノールがクロスに頭で合わせるが、枠を捉えられず。逆にユヴェントスもパウロ・ディバラがミドルレンジで狙うが、ジャンルイジ・ドンナルンマがパンチングではじき出した。
結局、試合はスコアレスドローのまま終了。アウェーゴールの差でユヴェントスが決勝進出を決めた。
メルテンスがクラブ史に名を刻む
初戦を敵地で1-0と制していたナポリだが、セカンドレグはインテルが先制。2分、クリスティアン・エリクセンのコーナーキックが直接ゴールへと吸い込まれる。
その後も、インテルはロメル・ルカク、アントニオ・カンドレーヴァがゴールへ迫るが、追加点は挙げられず。すると41分、ナポリGKダビド・オスピナからカウンターが開始。ロレンツォ・インシーニェへと渡ると、最後はドリース・メルテンスが流し込んだ。メルテンスはクラブ通算122ゴールを達成し、マレク・ハムシクを抜いてクラブ史上最多得点記録を更新した。
結局、後半にスコアは動かず。1-1のまま終了し、ナポリがユヴェントスの待つ決勝へと駒を進めている。
準決勝の結果
第1戦
ミラン 1-1 ユヴェントス
【得点者】ミ：レビッチ（61分） ユ：ロナウド（90+1 ／PK）
インテル 0-1 ナポリ
【得点者】ルイス（57分）
第2戦
ユヴェントス 0-0 ミラン
【得点者】なし
ナポリ 1-1 インテル
【得点者】イ：エリクセン（2分） ナ：メルテンス（41分）
決勝の日程・対戦カード
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | ホーム | アウェー |
|---|---|---|---|
| 6／17（水） | 21:00 （翌4:00） | ナポリ | ユヴェントス |
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