バルセロナがMFカルロス・ソレール獲得の可能性を探るため、バレンシアと接触したようだ。スペイン『マルカ』や、バルセロナ有名記者ジェラール・ロメロ氏が伝えている。
ジョアン・ラポルタ会長らバルセロナ幹部は、17日にバルセロナ市内のレストランでアニル・マーティー会長らバレンシア幹部らと話し合った模様。ラポルタ会長はそこで、ソレールを獲得できる可能性があるか模索したという。
ただし、バレンシアの生え抜きであり10番を背負うソレールの市場価値は4000〜5000万ユーロとされ、現在のバルセロナでは支払いは不可能に近い。そのためにラポルタ会長は移籍金を安くするために、MFリキ・プッチ、DFセルジーニョ・デスト、FWマルティン・ブライトワイスらを譲渡する考えも示したとのことだ。
バレンシアは先に、ソレールが退団を希望しており、DFホセ・ルイス・ガヤも今夏退団を望むと予想するマーティー会長の音声が流出したばかり。バルセロナと同じく財政的に困窮する同クラブは、6月30日までに3700万ユーロの収入を必要としている状況だが、2023年まで契約を結ぶソレール&ガヤの生え抜き2人の売却がその鍵を握る可能性もある。
なおラポルタ会長は17日午後、『カタルーニャ・ラディオ』とのインタビューでマーティー会長らと話し合ったことを認めたが、「内容について話すのは控えておく。まあ、今のような時期だから、そういったテーマ(移籍関係)を取り扱う必要があるわけだがね」と語るにとどまった。
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