イタリアのミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは、新型コロナウイルスの影響でセリエAのリーグ再開の見通しが立っていないことから、このまま現役引退を決断する可能性があるようだ。複数のイタリアメディアが伝えている。
今冬の移籍市場で11’-12’シーズン以来となるミラン復帰を果たしたイブラヒモヴィッチだが、年齢的なものもあり、1月の加入の際には半年契約を締結。シーズン終了後の去就は未定となっている。
そんな中、欧州は現在、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で各国のリーグ戦が中断。例に漏れずイタリアのセリエＡも中断を余儀なくされており、このままリーグが再開できなければ、6月までの契約となっているイブラヒモヴィッチはそのまま現役を終えてしまうのではという情報が飛び交っている。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「イブラヒモヴィッチは契約が満了となる今季限りでの引退も考えていたようだ」と主張。その上で、引退の可能性について言及している。
「コロナウイルスの深刻化に伴いセリエAは中断を余儀なくされている。38歳のベテランは、すでにロッソネーリで最後の試合を消化してしまった可能性がある。スウェーデン人は別れを告げることも考えている。一方、ミランでは2年間のレンタルで加わった（クロアチア代表FW）アンテ・レビッチが評価を高めつつある。クロアチア人FWがいることにより、ミランはイブラヒモヴィッチと再契約せず、ベテランがこのままピッチから去るというシナリオも十分にあり得る」
今季途中からの貢献度を考えればミランが契約延長のオファーを提示する可能性もあるが、38歳のイブラヒモヴィッチはこのままシーズンが終了した場合、どんな選択を取ることになるのだろうか。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。