ローマが今季限りでレアル・マドリードを後にしたMFイスコの獲得を狙っているようだ。スペイン『マルカ』や『アス』が報じている。
レアル・マドリードとの契約が切れてフリーとなったイスコに対して、セリエAではジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマが一層強い興味を示している様子。ローマは今季まで契約を結んでいたMFヘンリク・ムヒタリアンがインテルに移籍することが濃厚となっており、その後釜にイスコを据える考えとみられる。なおイスコの代理人はモウリーニョ監督と同じジョルジュ・メンデス氏であり、それが移籍を後押しする可能性もありそうだ。
ただしイスコ本人は現時点で、セリエAでなくラ・リーガのクラブへの移籍を第一希望としている様子。しかし、ここでネックとなるのがその高額の年俸だ。最初にイスコ獲得の噂があったベティスはチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したことで手を引き、ジュレン・ロペテギ監督がイスコを熱望しているとされるセビージャはモンチSD(スポーツディレクター)率いる強化部門が難色を示しており、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督（同じくメンデス氏が代理人）招へいに近づくバレンシアもイスコが年俸額を引き下げない限り獲得は不可能とみられている。
果たして、イスコは来季どこの国、どこのクラブでプレーしているのだろうか。
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