スイス代表MFジェルダン・シャキリは、今夏リヴァプールを離れることが濃厚となったようだ。『Goal』が伝えている。
2018年にリヴァプールへ加入したシャキリ。その後の2年間でリヴァプールはチャンピオンズリーグ、プレミアリーグと続けてビッグタイトルを獲得したが、シャキリは相次ぐケガやポジション争いに苦しみ、公式戦63試合の出場に留まっている。
そんなシャキリだが、スイス代表として戦ったEURO2020での印象的な活躍により、セリエAからの関心を集めているようだ。『Goal』によると、ナポリとラツィオはすでに代理人と連絡をとっており、今夏の移籍市場での獲得を狙っているという。リヴァプール側も適正価格での放出が可能だと予想しているようだ。
またシャキリ本人は、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで「キャリアの現時点で重要なのは、レギュラーでプレーできること。でも、過去3年間はそうではなかった」とし、移籍を望んでいると明かした。
「だからこそ、リヴァプールには『新たな挑戦の準備はできている』と伝えたんだ。彼らは僕の希望を受け入れ、来るべきオファーを真剣に検討するだろうね。僕を止めることはないと思う」
また、ラツィオからの関心について問われると「僕は長い間ラツィオを見てきたし、彼らはトップチーム。僕は攻撃的なサッカーが好きだし、（マウリツィオ）サッリはそれを実践しているね。興味はあるよ」と好意的に語った。
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