2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選の初戦、7大会連続の出場を目指す日本はホームにオマーンを迎えた。キャプテンのDF吉田麻也にDF酒井宏樹、MF遠藤航といった東京五輪をオーバーエイジとして戦ったメンバーやDF長友佑都、FW大迫勇也の常連組らに加え、久しぶりの代表復帰となったMF柴崎岳もスタメンに名を連ねた。
試合前から降りしきる雨の影響でぬかるんだピッチでの戦いを強いられた一戦はオマーンが積極的な姿勢を見せる。“アウェイでの勝点1を良し”とする戦い方ではなく、ボールをしっかりと動かしながらゴールへと迫っていった。そして13分にはMFアルマンダル・アルアラウィがエリア内にドリブルで切り込みシュート。日本のゴールを襲った。
その後は日本が次第にボールを持つ時間を増やしていくが最前線の大迫やトップ下のMF鎌田大地によい形でボールが場面は少なくもどかしい時間が続いた。
その中でファーストチャンスは28分に訪れる。吉田のフィードに抜け出したMF伊東純也がワントラップからシュート。しかし、飛び出してきたGKのブロックにあい先制とはならなかった。
42分、オマーンがカウンターからチャンスを作り出す。しかし、アルマンダルのシュートは吉田が体を投げ出し阻止。日本は何とかピンチをしのいだ。
スコアが動くことなく迎えた後半、先に動いたのは日本だった。MF原口元気に代えてFW古橋亨悟を投入。そのまま左サイドハーフに入った。
しかし51分、日本にこの日最初の大きなのピンチが訪れる。右サイドを破られクロスを入れられるとファーサイド出戻りながらの対応を強いられた長友のプレーがハンドを取られる。ただ、VARが介入した結果、ハンドの判定は取り消され、PK献上を免れた。
オープンな展開になった後半は中盤にスペースが出来始め、お互いにゴール前の攻防が増えていく。そんなゲーム展開の中で多くのチャンスを作り出したのはオマーン。鋭い出足からシンプルに縦に速い攻撃で主導権を握った。
それでも失点を耐えた日本は65分、カウンターを阻止したところからパスをつなぎ最後は大迫がミドルシュート。惜しくもGKにセーブされたが、日本にとっては後半に入って枠を捉えた最初のシュートとなった。
よもやの苦戦を強いられた日本に悲劇が訪れたのは88分、左サイドを突破されクロスを入れられると走り込んできたFWイサム・アブダラ・アルサビに上手く流し込まれ失点。結局、このまま試合は終了し、0-1での敗戦となった。
前回のロシアワールドカップ最終予選と同じく初戦黒星となってしまった日本代表。7日(8日0時)に行われる第2戦・中国戦は必勝を期す戦いとなる。
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日本代表のホームでは、地上波(テレビ朝日)とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信。なお、DAZNでは2チャンネル同時ライブ配信が行われる。
2021年9月7日(火)中国 vs 日本
メインチャンネルの解説を中村憲剛氏、ゲストには再び岡田武史氏が登場。
裏チャンネルでは『やべっちスタジアム』でメインパーソナリティを務める矢部浩之氏(ナインティナイン)、『内田篤人の FOOTBALL TIME』でMCを務める内田篤人氏のコンビによる『やべっち・内田の裏チャンネル』が配信される。
開催日 | 試合 | 配信・放送予定 | |
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MD1 | 2021年9月2日(木) | 日本 vs オマーン | DAZN テレビ朝日 |
MD2 | 2021年9月7日(火) | 中国 vs 日本 | DAZN |
MD3 | 2021年10月7日(木) | サウジアラビア vs 日本 | DAZN |
MD4 | 2021年10月12日(火) | 日本 vs オーストラリア | DAZN テレビ朝日 |
MD5 | 2021年11月11日(木) | ベトナム vs 日本 | DAZN |
MD6 | 2021年11月16日(火) | オマーン vs 日本 | DAZN |
MD7 | 2022年1月27日(木) | 日本 vs 中国 | DAZN テレビ朝日 |
MD8 | 2022年2月1日(火) | 日本 vs サウジアラビア | DAZN テレビ朝日 |
MD9 | 2022年3月24日(木) | オーストラリア vs 日本 | DAZN |
MD10 | 2022年3月29日(火) | 日本 vs ベトナム | DAZN テレビ朝日 |
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