レアル・マドリードは30日にラ・リーガ第34節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、優勝のために必要な勝ち点1を、絶対に手にする意気込みを語っている。
先週末にバルセロナが第21節延期分ラージョ・バジェカーノ戦を0-1で落として、このエスパニョール戦で引き分ければ2年ぶりの優勝を決められるレアル。アンチェロッティ監督は現在テニスのムチュア・マドリード・オープンが行われていることを受けてか、優勝を決める意欲を同スポーツに例えている。
「シティとの試合後、選手たちはすでにエスパニョール戦に向けて意識を切り替えていた。偉大なテニスプレーヤーはマッチボールを迎えれば、勝ってしまうものなんだ。明日、私たちがそうできることを願っている」
「明日、ローテーションを採用するかどうか？ 私は選手たちと話すようにしているし、彼らの意見は重要だ。が、決断を下すのは私なんだ。選手たちは疲労を感じているとは言わなかった。ただ、選手の意見は大切だが、最も重要なものではない」
アンチェロッティ監督は一方で、パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が会見でFWキリアン・エンバペの残留する確率を100％としたことについても触れた。
「記者会見に出席する監督は真実をすべて話すことができない。普通のことだ。マドリディスタが考えることは二つ。明日と水曜（シティとのセカンドレグ）の試合で勝利することだ。それが私たちの考えだよ」
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