母国ブラジルのアヴァイのユースで育ったラフィーニャ。欧州挑戦は2015-16シーズンからで、ポルトガルのヴィトーリア・ギマランエスへ加入した。2年目からレギュラーに定着し、2016-17シーズンはリーグ戦32試合で4ゴールをマーク。3年目は32試合で15ゴールを挙げる活躍を見せた。その後、スポルティング・リスボンを経て、2019-20シーズンからはレンヌでプレーするようになる。
初の欧州5大リーグ挑戦となったが、加入初年度から公式戦35試合に出場して7得点5アシストの活躍を見せ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。そして、2020年10月にリーズ・ユナイテッドと4年契約を締結。移籍金は1700万ポンド(約23億3000万円)+インセンティブと伝えられた。
プレミアリーグの大舞台でも加入当初から出場機会を得て、第10節のエヴァートン戦で待望の初ゴールを挙げた。
一方で、ブラジル代表としての経験はなし。今後プレミアリーグでチャンスを活かせば、セレソンへの道も開けてくるはずだ。
プレースタイル
ウィンガーを本職とするラフィーニャ。スピードもありながら、レフティーらしい高い技術も持ち合わせており、相手守備陣の脅威となる。カットインを得意としているため、レンヌやリーズでも右サイドに置かれることが多い。
また、チャンスメイクも得意としており、カットインしての組み立てやサイドをえぐってのクロスなど、チームに様々な攻撃のバリエーションを与える。パンチ力のある左足も武器であり、自由にさせてしまえば、たちまちチャンスを作られてしまうことだろう。
動画：プレー集
プロフィール・経歴
ラフィーニャ／Raphinha
1996年12月14日生まれ 176cm・58kg 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2015 | アヴァイ | 0試合・0得点 |
| 2015-16 | ヴィトーリア・ギマランエス | 1試合・0得点 |
| 2016-17 | ヴィトーリア・ギマランエス | 32試合・4得点 |
| 2017-18 | ヴィトーリア・ギマランエス | 32試合・15得点 |
| 2018-19 | スポルティング・リスボン | 24試合・4得点 |
| 2019-20 | スポルティング・リスボン | 4試合・2得点 |
| 2019-20 | レンヌ | 22試合・5得点 |
| 2020-21 | レンヌ | 6試合・1得点 |
| 2020-21 | リーズ | 5試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2020年12月1日現在）
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