リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、南野拓実の成長についてポジティブな見解を示している。
昨シーズン、南野はリヴァプールに加入するも主力に定着できず、冬の移籍市場でサウサンプトンへとレンタル移籍。そしてプレミアリーグ2年目の今季は、再びリヴァプールでのシーズンをスタートさせることになった。
クロップ監督は「タキは優れた選手になっている。彼はリーグに慣れる必要があった」と述べ、日本人アタッカーの躍進に期待を寄せた。『リヴァプールエコー』がその言葉を伝えている。
「タキは本当に優れた才能を持っているプレーヤーだ。リヴァプールで必ずしも順調ではなかったかもしれないが、すべてが困難な時に彼はここに来た。それにリーグも普通の状態ではなかったからね。スタジアムにサポーターがいないとか、リーグそのものに順応する必要があったとか、多くの困難も伴っていた」
また、指揮官は半年間のサウサンプトン移籍が南野にとって大きなプラスになったと見ているようだ。
「タキはサウサンプトンで成長し、全く違う選手になって戻ってきたね。彼を見ていたらそれがよくわかる。フィニッシュワークは落ち着いていて素晴らしく、ゲームをどのようにつないで相手を崩していけばいいのか、的確に判断しているね」
「やはり移籍先でピッチに立ったことが彼にとっては良かったということだ。選手には出場時間が必要だが、昨季のリヴァプールは彼に十分な時間を与えることができなかったからね。それだけにタキがレンタル先で経験を積んだことは良かったと思う」
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