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アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン

「選手は1年無給でも生きていける。もっと助け合いを」テベスが訴え|ボカ・ジュニオルス

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「選手は1年無給でも生きていける。もっと助け合いを」テベスが訴え|ボカ・ジュニオルスDAZN

元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、サッカー選手の給与問題に言及した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受け、ほぼすべてのリーグ戦が中断となったサッカー界。各クラブは放映権収入やマッチデー収入を失うことになり、大きな経済的ダメージを受けている。この状況に、クラブは財政的な施策を迫られることに。バイエルン・ミュンヘンやドルトムントらブンデスリーガのクラブは、スタッフの雇用を守るためにいち早く選手・監督の一時的な給与カットを発表。またバルセロナやユヴェントスなども、同様の措置を取っている。

一方でプレミアリーグでは、ボーンマスのエディ・ハウ監督らが自主的に減給を申し入れたものの、ニューカッスルやトッテナムらは、ノンプレイングスタッフの一時的な解雇を決断。選手の給与カットではなく、一時的な帰休を宣告されたスタッフの雇用を維持した場合に給与の80%(1人あたり月額最大2500ポンド(約33万円))を企業に補助するという、イギリス政府の支援策を利用することとなった。

トッテナムの決断は物議を醸しており、元指揮官ハリー・レドナップ氏は「信じられない。選手が給与をカットすべきた」と対応を非難。またサポーターグループも「十分すぎる給与を受け取る個人の収入が維持されていることに怒りを感じる」との声明を発表し、上層部の決断に異議を唱えた。

そんな中、かつてマンチェスター・ユナイテッドやシティ、ユヴェントスなどで活躍したテベスが選手の給与問題に言及。中国スーパーリーグの上海申花時代には年俸50億円という世界最高給を受け取っていたとされる現ボカ・ジュニオルスFWは、アルゼンチン『America TV』で以下のように語った。

「フットボーラーは、6カ月から1年無給でも生きていけるよ。僕らは毎日子供たちと暮らし、養うために朝6時から夕方7時まで仕事をしているような家庭と同じような絶望の中にいるわけではないんだ」

「このケースでは手本とはならないけど、別の形がある。僕らは助けなければいけないんだ。子供たちへの食糧がある家から話すのは簡単だ。でも、追い込まれた人々は動けず、家からも出られない。それは心配だよ」

また、地域コミュニティを支援するために積極的な行動が必要だと訴えた。

「クラブは関与していかなければならない。朝からトレーニングをするのではなく、人々のために何かするように要求すべきなんだ。例えばラ・ボカの食堂に行くとかね。喜んで行くよ。“お手本”はそこから始まるんだ。僕みたいに家にいてビデオを作ることもできるけど、みんなで外へ出て助け合うことがお手本になるんだ」

「階級は問題ではない。みんな助け合いたいんだ。世界中でもっと支援の輪が広がることを願っている。僕らはみんな同じだ。うまくいけば、社会として成長して、明日には世界を良い方向へ変えることができるかもしれない。このウイルスは僕らにそれを教えてくれる」

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