ベガルタ仙台は24日、FW西村拓真（23）がロシアのCSKAモスクワから期限付き移籍で加入することを発表した。期間は2021年1月1日まで。西村は2018年以来の復帰となる。
富山第一高校を経て15年に仙台でプロキャリアをスタートさせた西村は、18年夏にチームを退団するまで明治安田生命J1リーグ64試合14ゴールと活躍。18年夏の移籍市場で海外移籍を選択し、CSKAモスクワへと活躍の場を移した。CSKAモスクワでは欧州最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）にも2試合に出場。その後、今季途中から期限付き移籍でポルティモネンセ（ポルトガル）に移籍していた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日本復帰の意向を表明したことで、ポルティモネンセ、CSKAモスクワの両クラブが受け入れ、22日にレンタル契約を解消。今回、18年以来となる仙台復帰を果たすことになった。西村らはクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「再びベガルタ仙台の一員としてプレーできることがとてもうれしいです。満員のユアスタでファン、サポーターのみなさんと再会することを楽しみにしています。チームの勝利に貢献するために全力を尽くしますので、また熱いご声援をよろしくお願いします」
なお、西村は3月20日にポルトガルから帰国後、新型コロナウイルス予防として毎日の検温と体調チェックを実施。さらには手洗い、うがい、アルコール消毒を徹底し、健康観察期間として帰国日より14日間の不要不急な外出を控えるよう指示し、管理するとのこと。そのため、チームには4月3日から合流する予定のようだ。
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