今夏の移籍市場でバルセロナ退団報道が流れていたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだが、バルセロナ側もグリーズマン側も移籍の選択肢は考えていないようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
レアル・ソシエダでプロキャリアをスタートさせ、アトレティコ・デ・マドリードを経て19年にバルセロナへと移籍を果たしたグリーズマンは、今季リーグ戦26試合出場8ゴール4アシストとまずまずの成績を残している。
そんななかスペイン『スポルト』は先日、今夏にチームの増強を目指すバルセロナは、新型コロナウイルスの影響を受けて多額の出費をどうしても避けたいという意思があり、他の選手の補強をする場合グリーズマンの売却も視野に入れ始めていると報道していた。
しかし『ムンド・デポルティボ』は、これを真っ向から否定。バルセロナと2024年まで契約を結んでいるグリーズマンは、同クラブでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を目標にしており、今夏での退団は考えていないと伝えた。またバルセロナも32歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや33歳のウルグアイ代表FWルイス・スアレスが常にプレーし続けることは難しいとの思いもあり、昨夏に1億2000万ユーロを支払いアトレティコから獲得したフランス代表FWをわずか1年で手放す考えはないとした。
その証拠として、グリーズマンがメッシとともにバルセロナの来季ユニフォームの宣伝モデルに登用されていることを挙げ、退団はないと強調している。パリサンジェルマンのブラジル代表FWネイマールらの獲得を目指す中、来季のバルセロナの前線はどんな組み合わせになるのだろうか。
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