マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が、FWアントニー・マルシャルの退団希望を明かしている。
2015年に当時の10代選手最高額の移籍金で加入したマルシャル。大きな期待を背負っていたが、今季は大型補強に動いたマンチェスター・Uの中で出場機会が激減。公式戦の出場はわずか10試合に留まっており、途中就任のラングニック監督の下でもポジションをつかめない状況が続いていた。
先日には、代理人がマルシャルの退団希望を明言。そしてラングニック監督も、本人からその意思を伝えられたことを明かした。
「じっくりと話し合ったよ。7年間マンチェスターにいたが、今が変化の時期であり、他の場所に行くべきときだと説明してくれた。ある意味では理解できることだと思う」
「だが、クラブの状況をチェックすることも大切だ。今はコロナ禍であり、まだ3つの大会が残っている。まだまだ高い目標を掲げているし、できる限り成功を収めたい」
「(どんな移籍でも)選手のためだけではなく、クラブのためにもならなければならない。私の知る限り、今のところは他クラブのオファーはない。これが事実である限り、彼は残留するだろう」
なお『Goal』によると、複数クラブが関心を示す中、最も熱心だと伝えられたセビージャも正式なオファーには至っていないという。1月の移籍市場開幕が間近に迫っているが、マルシャルの去就は注目が集まっている。
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