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日本代表MF久保建英は27日、2つのクラブを渡り歩いたラ・リーガでの今シーズンを振り返った。
レアル・マドリードから期限付き移籍先としてビジャレアルを選択し、シーズンをスタートさせたが、ビジャレアルでは13試合で無得点。次第に出場機会を減らし、ビジャレアルでのラスト4試合は出番もなかった。その中で「チーム選びから失敗して1年間苦しいシーズンになった。自分がスタメン争いに負けたこともあるけど、ちょっと自分が思っていた状況とは違ったのが本音。最初の半年間を後悔している。もっと違う形で模索できなかったのかなと思っている」と後悔を口にした。
その中でシーズン途中の1月にヘタフェ行きを決断。ヘタフェでは、18試合に出場し、最終節直前のレバンテ戦では、今季初ゴールをマーク。「サッカーもわかった上で行ったので後悔はない」と言及し、「最後に点も決めることができて良い形で追われたことはよかった。波に乗れないとどんどん取り残されていく。リーグ戦をゼロ（無得点）で終わるのと1（得点）で終わるのでは全然違う」と振り返っている。
長丁場のシーズンを終えて日本に帰国し、代表活動に参加している久保は、28日ワールドカップアジア二次予選のミャンマー戦に臨む。その後は、U-24代表活動に参加する予定となっているが、現在の活動に集中している。その中で「自分は追う立場なので、違った強みを見せたい」と意気込みを語り、爪痕を残すことにも自信を伺わせた。
A代表、U-24代表のそれぞれでどんな活躍を見せてくれるか。言うまでもなく、国民からの期待は大きい。
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