試合の概要
レアル・マドリードが日本時間10日のラ・リーガ第1節延期分で日本代表MF久保建英の所属するヘタフェを本拠地エスタディオ・アルフレッド・ディステファノに迎える。
レアル・マドリード(3位 勝ち点43|13勝4分4敗|37得点19失点)
レアル・マドリードは前節、最下位に沈むウエスカと対戦して2-1で勝利。試合では先発した日本代表FW岡崎慎司にアシストされて後半序盤に先制点を奪われたが、セットプレーの流れからラファエル・ヴァランが2得点を決めて逆転で2試合ぶりの白星を飾った。
2位・バルセロナと勝ち点43で並ぶ状況は変わらず、2試合消化試合数の少ない首位・アトレティコ・マドリードとの勝ち点差も「7」と大きいが、複数の主力を欠く中での勝利。ここから再びギアを上げ直したい。
ウエスカ戦でアルバロ・オドリオソラが負傷交代、トニ・クロースも累積警告により出場停止、エデル・ミリトンも状態に懸念が残るとのことだが、どのような状況であろうと敗北は許されない。
注目選手:カリム・ベンゼマ
セルヒオ・ラモス不在のレアル・マドリードにおいて、頼れるベテランとしてキャンプテンマークを巻くのがベンゼマだ。2021年に入ってから得点ペースは落ちているが、周囲と最大限に調和する安定感のあるプレーでチームに勝利をもたらすことができるか。
予想フォーメーション(4-3-3)
- GK:クルトワ
- DF:メンディ、ヴァラン、ナチョ、マルセロ
- MF:モドリッチ、カゼミーロ、アセンシオ
- FW:ヴィニシウス、ベンゼマ、マリアーノ
ヘタフェ(13位 勝ち点24|6勝6分け9敗|17得点26失点)
前節は強豪セビージャと対戦して0-3の完敗を喫しているヘタフェ。序盤から攻め込まれながらも後半までゴールを死守したが、後半序盤に守備の要であるジェネが一発退場し、その後に3失点を喫した。久保建英は右サイドハーフとして先発したものの、ジェネの退場に伴ってCBを投入した53分にピッチを退いている。
この敗戦によりヘタフェはリーグ3試合連続の黒星。一方で10位のアスレティック・ビルバオが勝ち点25と団子状態になっており、ここで踏ん張ることができれば良いシーズンに転換していくことも可能だが、今節の相手は同じマドリード州に籍を置く最大のクラブだ。
リーグテーブル上の総失点数もこれまでのような堅守を強調するものではなく、ジェネも競技委員会の発表次第ではあるが出場停止見込み。ともに陣容に問題を抱える中での対戦となるが、より主力を多く残しているヘタフェがチームとしての練度で上回れるかがポイントとなる。
注目選手:久保建英
久保にとって所属元であるレアル・マドリードとの対戦は今シーズン2度目だが、前回とはまったく状況が異なる。前回はビジャレアル所属時に対戦していたが、チーム内での立ち位置はサブであり、レアル・マドリード戦での出場時間も1分にとどまった。一方、ヘタフェに加入してからは先発出場が続いており、主力の1人としてのプレーが予想。現地で称賛を集めるクオリティの高さを改めてジネディーヌ・ジダン監督にアピールしたい。
予想フォーメーション(4-4-1-1)
- GK:R・ヤニェス
- DF:ダミアン、エチェイタ、チャクラ、ニョム
- MF:久保建英、アランバーリ、アレニャー、マクシモヴィッチ、ククレジャ
- FW:マタ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年2月10日(水)日本時間5:00
- 会場:エスタディオ・アルフレッド・ディステファノ
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