ボローニャでの敗戦から立ち直り、前節のウディネーゼ戦では2-1と勝利を収めた2位インテル。セリエA2連覇を目指し、2ポイント差のミランを追う中、ホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァにエンポリを迎えた。
すると試合開始直後、インテルが所有権を持つFWアンドレア・ピナモンティの先制点を皮切りに、2点のリードを奪われたが、FWラウタロ・マルティネスのドッピエッタ(1試合2得点)などで逆転に成功。試合終了間際には途中出場のFWアレクシス・サンチェスがダメ押しの追加点を決め、4-2と勝利を収めた。
合計78ポイントへと積み上げ、暫定1位へと浮上したインテルの指揮官は、チームのパフォーマンスを振り返った。
「最初の25分間を除けば、極めて偉大な試合を見せた選手たちを称えた。ただ、開始直後は入れ込み過ぎていたように思う。インテルのようなチームが、あのような失点をしてはならない。もう少しオフザボールで規律のとれた動きをするべきだったが、すぐに得点を狙おうとしてしまい、その代償を払うことになったと言える」
「それでもスコアを覆すことができたのは素晴らしかった。チームはあきらめず、気迫のプレーを見せてくれた。このチームはみなぎる自信をエネルギーに変え、昨年の8月20日から突っ走ってきた。いくつもの大会を戦い、消耗はしたが、現在も冷静さを保ち、集中できている。選手たちの様子を見ていると、自信が持てる」
日本時間の12日には、ユヴェントスとのコッパ・イタリア決勝が控える。インザーギは自身の見解を示した。
「エンポリ戦はインテンシティの高い試合だった。違いを作り出すのは、チームのモチベーションや意欲であり、これからエネルギーの回復に努めなければならない。イタリア杯は我々にとって重要な目標でもある」
続いてDFミラン・シュクリニアルもインタビューに応じると、エンポリとの一戦を振り返った。
「2点のリードを奪われ、平手打ちを2回受けたような状況だったが、観客が大きなアシストをしてくれた。前半を終えて同点に追いつけたことが非常に重要だったと思う。上手く反撃することができた。今日のような試合を通しても、自分たちの強さを自覚できる。スコアを覆すのは簡単ではなかったが、僕らは本当に強い。全力を尽くして限界を超えていきたい」
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