サウサンプトン指揮官、ラルフ・ハーゼンヒュットルが日本代表FW南野拓実について言及している。
昨季後半戦、リヴァプールからのレンタルで加わった南野を半年ほど指導したハーゼンヒュットル監督。プレミアリーグ第13節リヴァプールvsサウサンプトンでは教え子と再会することもあり、日本人FWについて「彼と一緒に仕事ができて本当に良かった」と語った。『Hampshire Live』がその言葉を伝えている。
「ミナミノは短期間ですぐさま我々のチームにフィットした。彼は10番のプレーヤーとして優れた資質を示したし、その貢献度も高かったね。とてもいいキャラクターの人物であり、ピッチ上で彼の姿を見るのはいつでも嬉しいよ」
リヴァプールには欧州トップクラスの攻撃力である“フロント・スリー”が君臨している。そこにスタメンとして割って入るのがいかに難しいことであるのか、恩師は次のように語った。
「リヴァプールに戻ってから、一定のチャンスをユルゲン(クロップ監督)から与えられているね。優れたFWがいるチームにおいて、とても大きな挑戦をしていると思うよ」
「(モハメド)サラーと(サディオ)マネは常にプレーしたいと思っているだろうし、チャンピオンズリーグの試合でも出続けたいと考えていることだろう。ゴールも決めたいはずだ。(ロベルト)フィルミーノ、(ディオゴ)ジョッタがいなければ、タキ(南野)にとってナンバー10のポジションは完璧に合っていたはずだ」
オーストリア人指揮官は「その中にいたら、プレーすること自体が容易なものではない。なにしろリヴァプールはチャンピオンズリーグ優勝チームだからね」と続けた。
サウサンプトン戦で南野は4点リードの81分からジョッタとの交代でピッチに立ち、結果として古巣対決の出場時間は9分ほどとなった。ハーゼンヒュットル監督は教え子南野にエールを贈りつつ、リヴァプールでポジションをつかむことがいかに難しいミッションなのかを説いている。
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