アンヘル・コレアは母国アルゼンチンのサン・ロレンソでプロ契約を結び、2013年3月にトップチームデビューを飾った。2013-14シーズンからはレギュラーに定着。リーグ戦36試合に出場し、6ゴールを挙げた。すると、2014年5月には アトレティコ・マドリード 移籍で合意。その後、心疾患が見つかったため、契約は一時保留となったものの、同年12月に正式契約へと至った。
アトレティコでの1年目は途中出場がメインとなりながら、リーグ戦26試合に出場。5ゴール4アシストを記録し、一定の結果を残した。2017-18シーズンからはスタメンでの起用も増え、リーグ戦では8ゴールを奪う活躍を見せた。そして、2018-19シーズンからは10番を背負うように。2019-20シーズンはここまで公式戦33試合に出場し、7ゴール8アシストを記録するなど、エースと呼ぶにふさわしい活躍を見せている。
アルゼンチン代表では2015年9月にデビューし、ボリビア戦で初ゴールも挙げた。前線は層が厚いこともあり、これまで12試合の出場にとどまっている。
プレースタイル
小柄なドリブラータイプであり、センターフォワードからシャドー、ウィングなど様々なポジションで起用される。アトレティコでは交代の切り札としても知られている。
キャリアを通じてそれほどゴールは多くないものの、独特なリズムのドリブルとスピードで、違いを作れる選手だ。また、ハードワークもこなせる選手としてディエゴ・シメオネ監督は信頼を置かれている。
身長は170センチ程度と空中戦は弱点に挙げられるものの、体幹が強いため、決してフィジカルバトルは弱くない。球際で身体を張れる選手として被ファウル数も多い。
動画：プレー集
エピソード
地元であるロサリオ・セントラルの大ファンであり、足にはタトゥーも彫ってある。だが、同クラブでのプレー経験はない。
プロフィール・経歴
アンヘル・コレア／Ángel Martín Correa Martínez
1995年3月9日生まれ 173cm・69kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2012-13 | サン・ロレンソ | 13試合・4得点 |
| 2013-14 | サン・ロレンソ | 36試合・6得点 |
| 2015-16 | アトレティコ・マドリード | 26試合・5得点 |
| 2016-17 | アトレティコ・マドリード | 31試合・4得点 |
| 2017-18 | アトレティコ・マドリード | 37試合・8得点 |
| 2018-19 | アトレティコ・マドリード | 36試合・3得点 |
| 2019-20 | アトレティコ・マドリード | 33試合・5得点 |
| 2020-21 | アトレティコ・マドリード | 21試合・4得点 |
※成績は国内リーグ（2021年2月16日現在）
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