昨季、柏レイソルからレノファ山口FCへ期限付き移籍していたFW村田和哉は22日、現役引退を発表した。
現在32歳の村田は、大阪体育大学から2011年にセレッソ大阪に入団してプロキャリアをスタート。その後、清水エスパルスを経て2019年に柏に加入し、期限付き移籍でアビスパ福岡、レノファ山口でもプレーしていた。
昨季は山口で13試合に出場したが、先月15日には柏との契約満了が発表されていた。山口の公式サイトを通じて「山口で過ごした一年は価値観が大きく変化し、山口の地で学んだこと、感じたことはたくさんあり自分自身も成長出来たと思っています。宇部市のご当地シャレン選手として活動させて頂き、小学校での夢授業や選手会活動を通して子どもたちやサポーターの皆さんに喜んで頂けたことを嬉しく思います」とコメント。
また、柏の公式サイトでは 「22歳からプロサッカー選手としてキャリアをスタートさせていただき、10年間を一つの目標としてプレーしてきました。自分が取り組んできた活動に何の未練もありませんし、後悔もありません。心から最幸すぎる10年間だったと思います」とコメントしつつ、今後について自身の見据える目標を伝えている。
「人生第2章は、滋賀県にJリーグクラブを創設するという夢に挑戦し、愛する故郷に夢と希望と元気を与えていきます。32歳でその壮大な夢に挑戦できることに今はワクワクしています。滋賀県の未来のため、日本の未来のために頑張りますので、今後とも引き続き夢への挑戦を応援していただけると嬉しいです。プロサッカー選手だったから華があったのではなく、村田和哉が居る限り花を咲かせ続けられるように頑張ります。10年間本当にありがとうございました。人生最幸！！」
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