試合の概要
ウェストハムとリヴァプールが日本時間8日の1:30からロンドン・スタジアムで激突する。
ウェストハム（4位 勝点20 ｜ 6勝2分け2敗 ｜ 20得点11失点）
ウェストハムは前節、敵地でアストンヴィラと対戦。ベン・ジョンソンのゴールで先制すると一度追いつかれるも、デクラン・ライスのミドル弾で勝ち越し。後半に相手の一発退場で数的優位となると、パブロ・フォルナルス、ジャロッド・ボーウェンが加点し、4-1で快勝した。
木曜日のヨーロッパリーグ（EL）グループH第4節、敵地でのヘンク戦では一部ローテーションした中、2-2で終えて勝ち点1を獲得。グループ首位のまま勝ち点10まで伸ばし、決勝トーナメント行きを近づけた。
ここまで勝ち点20で4位、得点数もマンチェスター・シティと並ぶ「20」と素晴らしい数字を残しているウェストハム。直近の公式戦6試合で5勝1分けとチームの状況は良く、多彩な攻撃陣とセットプレーの威力を武器にここも大物食いを狙う。
注目選手：デクラン・ライス
市場価格1億ポンドとも言われる22歳のイングランド代表MFは、今夏に多くのビッグクラブからの興味が伝えられながらも最終的に残留。そして今季、その価値をさらに高めるようなパフォーマンスを見せている。中盤の底で強度の高い守備と安定感あるパスさばきを見せ、前節のアストンヴィラ戦に代表されるように、今季3ゴール3アシストとボランチながらも直接ゴールにも関与している。今回の試合ではリーグ最高の攻撃力を誇る相手に対し、中央でチームに落ち着きをもたらすようなゲームコントロールが期待される。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：ファビアンスキ
- DF：ベン・ジョンソン、ズーマ、オグボンナ、クレスウェル
- MF：ライス、ソーチェク
- MF：ボーウェン、ベンラーマ、フォルナルス
- FW：アントニオ
リヴァプール（2位 勝点22 ｜ 6勝4分け0敗 ｜ 29得点8失点）
一方、今季プレミアで唯一無敗のリヴァプールは前節、ブライトンをホームに迎えた。リーグ3連勝を狙ったチームはジョーダン・ヘンダーソンとサディオ・マネのゴールで2点をリードしたものの、好調ブライトンの高いインテンシティに苦戦し、その後に2失点。2-2のドローに終わり、ホームで勝ち点を落とした。
それでも、3日のチャンピオンズリーグ（CL）グループB第4節では難敵アトレティコ・マドリードを相手に、相手の退場もありながらディオゴ・ジョタとマネのゴールで2-0と完勝。白星で今季無敗を維持した。
アトレティコ戦ではファビーニョとチアゴが復帰した一方、ロベルト・フィルミーノが負傷。そのため、前線はモハメド・サラー、ジョタ、マネとなりそうだが、中盤でヘンダーソン＆ファビーニョとトリオを形成する1選手は、カーティス・ジョーンズが目の負傷でアトレティコ戦を欠場したこともあって流動的になりそうだ。
注目選手：サディオ・マネ
今季公式戦14試合で15ゴールを挙げるモハメド・サラーの圧倒的なスタッツの陰に隠れがちではあるが、このセネガル代表アタッカーも素晴らしい調子を維持している。アトレティコ戦でもゴール前で見事な嗅覚を発揮し、今季8ゴール目を奪取した。イエローカードを受けていたこともあって前半のみの出場にとどまっており、この試合に向けて余力十分。3試合連続弾に期待がかかる。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：アリソン
- DF：アレクサンダー＝アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
- MF：チアゴ、ファビーニョ、ヘンダーソン
- FW：サラー、ジョタ、マネ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 解説：川勝良一 実況：倉敷保雄
- キックオフ：2021年11月8日（月）日本時間1:30
- 会場：ロンドン・スタジアム
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