ミランは8月31日、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチとの契約を2021年6月30日まで延長したことを発表した。
今年1月にミランに復帰したイブラヒモヴィッチは、38歳での欧州リーグでの活躍に懐疑的な見方もあった中で、セリエAでの18試合で10ゴール5アシストをマーク。半年でリーグ最年長の二桁ゴール記録を樹立し、健在ぶりをアピールした。
当初は2019-20シーズン限りでの退団が濃厚ともみられていたが、ステファノ・ピオリ監督の続投などもあって状況が変化。最終的にイブラヒモヴィッチの残留が決まった。
背番号を「21」からかつてミランに在籍していた時代に着用した「11」に変更して新たなシーズンを迎えるイブラヒモヴィッチは、その理由について、「ファンたちは俺の番号だとわかっているし、それを取り戻したかったからだ。21番だとこれまでのイブラヒモヴィッチと同じ感覚ではなかったから11を要求した。単純だ。俺の番号だからな」と口にし、改めて以下のように意気込みを語った。
「ミランをあるべき場所に戻すために俺は戻ってきたし、俺たちの目標を成し遂げるためには何でもやるさ。俺たちにはハードワークと犠牲が必要になるが、昨シーズンだって最後の半年は目標を達成するために必要なものが何なのか、全員が理解していたからな。でも、俺たちはまだ何も勝ち取っていないことも忘れてはならない」
「個人的な狙いは常に何かを勝ち取ることだ。勝つことを見据えてシーズンを始めないと。シンプルなことだ」
今年10月に39歳となるイブラヒモヴィッチ。終盤の追い上げで6位フィニッシュさせてヨーロッパリーグに導いた男は、今シーズンにさらにチームを上昇させることができるか注目だ。
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