ユヴェントスは12日、ローマのスタディオ・オリンピコで行われたイタリア杯決勝でインテルと対戦。6分に先制点を奪われると、後半序盤に一度は逆転に成功したが、80分に同点に追いつかれて延長戦に突入した末、イヴァン・ペリシッチのPKを含むドッピエッタ(1試合2得点)に屈し、2-4で敗れた。
リーグ戦はすでにスクデット争いから脱落しているユーヴェ。イタリア杯2連覇を逃したことで、2010-11シーズン以来11年ぶりとなる無冠に終わり、かつて前人未踏のセリエA9連覇を達成してイタリアを席巻したユーヴェの覇権は完全に終焉を迎えた。アッレグリは試合終了後、『Sportmediaset』のインタビューに応じると、試合を振り返った。
「チームは素晴らしいパフォーマンスを見せたが、終盤に失速してしまった。良いパフォーマンスだっただけに悔しい。リーグ戦においても素晴らしい巻き返しを見せていたが、(4月に)トリノでインテルに敗れて残念な思いをした」
「今日がリベンジの機会になるかもしれなかったが、エピソードが有利に働くこともあれば、不利に働くこともあるものだ。優勝したインテルを称えるべきだろう。我々にとっては、トロフィーを1つも獲得できないシーズンになってしまった。この怒りを来シーズンへと持ち越し、再び優勝を目指さなければならない」
またアッレグリは、自身が退席処分を受けた背景について明かした。
「インテルの選手1人がベンチへやって来て、私に足蹴を加えたんだ。誰だか分からなかったが、私は怒った。そこへ主審がやって来て私に退席処分を科したんだ」
最後にユーヴェ指揮官は、リーグ戦のラスト2試合を見据え、「1月には難しく見えていたチャンピオンズリーグ出場権確保という重要な目標を達成することができた。これからシーズンを最善の形で締めくくれるように集中しなければならない」と意気込みを見せた。
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