「2020 Jリーグアウォーズ」が12月22日に開催され、各賞が発表された。
新型コロナウイルスの影響でさまざまな困難が強いられたものの、明治安田生命J1リーグは12月19日、J2、J3は20日に全チームの2020シーズン全日程が消化。J1は川崎フロンターレ、J2は徳島ヴォルティス、J3はブラウブリッツ秋田の優勝で決着した。
22日に発表された「ベストイレブン」には、勝ち点、勝利数、総得点数、得失点差でJ1新記録を樹立した川崎Fから史上最多9名が選出。次点が1994年の東京ヴェルディ、2002年のジュビロ磐田、2018年の川崎Fの7名となっており、改めて歴史的なシーズンを過ごしたことを感じさせる受賞人数となった。
そして、注目の最優秀選手賞に輝いたのは、柏レイソルで32試合28得点を記録して得点王にも輝いていたオルンガ。得点王も柏からの輩出は初となっていたが、最優秀選手賞もアフリカ出身の選手としてはJリーグ史上初となる。
■最優秀選手賞
柏レイソル FW オルンガ(初)
■ベストイレブン
▽GK
チョン ソンリョン(川崎フロンターレ/2回目)
▽DF
ジェジエウ(川崎フロンターレ/初)
谷口彰悟(川崎フロンターレ/2回目)
登里享平(川崎フロンターレ/初)
山根視来(川崎フロンターレ/初)
▽MF
家長昭博(川崎フロンターレ/2回目)
田中碧(川崎フロンターレ/初)
三笘薫(川崎フロンターレ/初)
守田英正(川崎フロンターレ/初)
▽FW
オルンガ(柏/初)
エヴェラウド(鹿島/初)
■最優秀ゴール賞
2020年11月15日 第27節 ヴィッセル神戸 vs 湘南ベルマーレ(ノエスタ)
84分 齊藤未月(湘南ベルマーレ)
■得点王
FWオルンガ(柏レイソル)32試合28得点
■ベストヤングプレーヤー賞
DF瀬古歩夢(セレッソ大阪)27試合1得点
■フェアプレー個人賞
MF山口蛍(ヴィッセル神戸/初)
■フェアプレー賞高円宮杯
大分トリニータ(初)
■フェアプレー賞
▽J1
川崎フロンターレ
ガンバ大阪
セレッソ大阪
サガン鳥栖
横浜FC
サンフレッチェ広島
ベガルタ仙台
湘南ベルマーレ
清水エスパルス
名古屋グランパス
▽J2
ギラヴァンツ北九州
大宮アルディージャ
モンテディオ山形
徳島ヴォルティス
ツエーゲン金沢
ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬
FC琉球
愛媛FC
松本山雅FC
東京ヴェルディ
京都サンガ F.C.
V・ファーレン長崎
ヴァンフォーレ甲府
栃木SC
ジェフユナイテッド千葉
ジュビロ磐田
水戸ホーリーホック
アルビレックス新潟
▽J3
ブラウブリッツ秋田
AC長野パルセイロ
ヴァンラーレ八戸
ガイナーレ鳥取
セレッソ大阪U-23
FC岐阜
ロアッソ熊本
ガンバ大阪U-23
カマタマーレ讃岐
藤枝MYFC
アスルクラロ沼津
鹿児島ユナイテッドFC
福島ユナイテッドFC
■優勝監督賞
▽J1
鬼木達監督(川崎フロンターレ)
▽J2
リカルド・ロドリゲス監督(徳島ヴォルティス)
▽J3
吉田謙監督(ブラウブリッツ秋田)
■優秀監督賞
▽J1
宮本恒靖(ガンバ大阪)
▽J2
小林伸二(ギラヴァンツ北九州)
▽J3
三浦文丈(SC相模原)
■最優秀主審賞・副審賞
主審賞:西村雄一(11回目)
副審賞:武部陽介(初)
■最優秀育成クラブ賞
東京ヴェルディ(3回目)
■功労選手賞
佐藤勇人
那須大亮
明神智和
■チェアマン特別賞
「新型コロナウイルス対策連絡会議」専門家チームの先生方に特別賞が贈られた。
賀来満夫(東北医科薬科大学医学部感染症学教室 特任教授、東北大学 名誉教授・客員教授、東京都 参与)
三鴨廣繁(愛知医科大学 大学院医学研究科 臨床感染症学 教授)
舘田一博(東邦大学 医学部 医学科 教授)
高橋聡(札幌医科大学 医学部)
國島広之(聖マリアンナ医科大学 感染症学講座 教授)
掛屋弘(大阪市立大学大学院 医学研究科臨床感染制御学 教授)
大毛宏喜(広島大学病院 感染症科 教授)
泉川公一(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科臨床感染症学分野 教授)
井元清哉(東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター センター長/教授)
村上道夫(福島県立医科大学 医学部健康リスクコミュニケーション学講座 准教授)
加來浩器(防衛医科大学校 防衛医学研究センター 教授)
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