試合の概要
ここまでの11試合で勝ち点7の17位フラムと、勝ち点24の2位リヴァプールがクレイヴン・コテージで激突する。
フラム(17位 勝点7| 2勝1分け8敗 | 11得点21失点)
前々節にレスターを相手に2-1で勝利したフラムは前節、マンチェスター・シティと激突。開始早々にラヒーム・スターリングに先制点を許したチームは、完全に相手にペースを握られると、25分に献上したPKからケヴィン・デ・ブライネにゴールを奪われる。その後、何度かカウンターからチャンスを演出するもゴールを奪うには至らず、今季8敗目を喫した。
マン・C戦に向けては、テレンス・コンゴロが引き続き足首の負傷で欠場見込み。ふくらはぎを痛めているケニー・テテは復帰が待たれる状況だ。スコット・パーカー監督はマン・C戦後、「早々の失点に失望した。彼らのようなチームを相手に、序盤で2失点すればやられる」と嘆いていただけに、同じく強豪相手の今回は特に試合の入りに気をつけて勝ち点獲得につなげたいところだ。
注目選手:アルフォンス・アレオラ
下位に苦しむチームの中で実績最上位なのがフランス代表GKのアレオラだ。これまでパリ・サンジェルマンやレアル・マドリードでのプレー経験があり、相手のスター選手たちに引けを取らない経験を有している。地力上位の相手だけに、勝ち点奪取のためにはアレオラのいくつかの好守が必要になるだろう。
予想スタメン(3-5-2)
- GK:アレオラ
- DF:アイナ、アダラバイヨ、アンデルセン
- MF:デコードーヴァ=リード、H・リード、ザンボ・アンギサ、ロフタス=チーク、ロビンソン
- FW:カヴァレイロ、ルックマン
リヴァプール(2位 勝点24 | 7勝3分け1敗 | 23得点17失点)
一方のリヴァプールは前節、ウォルヴァーハンプトンを相手に躍動。24分にモハメド・サラーが先制点をマークすると、後半にはジョルジニオ・ワイナルドゥムの素晴らしいミドル弾など3得点を加点し、4-0で完勝した。
火曜日には既に首位での決勝トーナメント進出を決めていたチャンピオンズリーグ(CL)でミッティランと対戦。一部主力を温存して南野拓実をインサイドハーフで起用したチームは早々にサラーがゴールを奪うも、後半にGKクイーヴィン・ケレハーが献上したPKを決められて同点に。1-1で試合を終えた。
チームは長期離脱のフィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスが不在の中、チアゴ・アルカンタラも引き続き離脱中。それでも、前節にはトレント・アレクサンダー=アーノルドが復帰し、ミッティラン戦ではナビ・ケイタも戻ってきた。日程面では不利だがローテーションしているレギュラー組の疲労度はそれほどないはずで、ここはしっかりと勝ち点3を奪っておきたい一戦だ。
注目選手:南野拓実
ミッティラン戦ではブライトン戦に続いて4-3-3のインサイドハーフで先発し、フル出場でチームに貢献した。試合後、ユルゲン・クロップ監督も「ブライトン戦とはまったく別の試合だった。まだこのポジションで2試合目の中で良くなった」と、精力的な動きを披露した南野に一定の評価を与えた。とはいえ、負傷者が復帰してきている中でアピールチャンスは、限られてしまう状況。今回の一戦で出場機会を与えられれば、アシストやゴールなど記録に残る成果をあげたい。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:ケレハー
- DF:アレクサンダー=アーノルド、マティップ、ファビーニョ、ロバートソン
- MF:ヘンダーソン、ワイナルドゥム、ジョタ
- FW:サラー、フィルミーノ、マネ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年12月14日(月)日本時間1:30
- 解説:川勝良一 実況:下田恒幸
- 会場:クレイヴン・コテージ
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