ビジャレアルは5日、レバンテとのプレシーズンマッチを行った。
レアル・ソシエダ戦ではトップ下や右サイドで86分までプレーし、存在感を放った久保建英。新シーズン開幕まで約1週間となった中、レバンテ戦では再び先発出場を飾った。
トップ下にポジションを取った久保は、前線選手と良い連携を見せてチャンスに絡んでいく。すると30分、チュクウェゼのクロスをパコ・アルカセルが胸トラップからボレーで叩き込み、ビジャレアルが先制に成功する。
しかしその5分後、セットプレーのこぼれ球をクリアしきれずにいると、セルヒオ・レオンのヘッドで失点。すぐに同点に追いつかれる。守備に安定感を欠くビジャレアルは63分、モラーレスに左サイドを突破されてカットインを許し、強烈なシュートを決められ逆転を許す。
久保は66分、コクランのパスを受けてペナルティーエリア内で左足を振り抜いたが、ここは惜しくも枠の右へ。81分にはペナルティーエリア付近での巧みなドリブルでファールを獲得するなど、90分間通してボールを持った際には見せ場を作る。しかし、ビジャレアルは前線からのプレスに手を焼き思うように攻撃の形を作れず。結局1-2で敗れ、13日に控えるウエスカとの開幕戦にやや不安を残す結果となった。
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