■試合の概要
調子を取り戻しつつあるバルセロナが、中位に沈むバレンシアをカンプ・ノウで迎え撃つ。好チーム同士の一戦はどのようなものとなるのだろうか。
バルセロナ（5位 勝点20｜6勝2分4敗｜23得点12失点）
直近の16日に行われたリーグ戦、レアル・ソシエダ戦では2-1と逆転勝利。苦しみながらも連勝で、5位に浮上している。
過密日程の中で連戦が続いているバルセロナが迎え撃つのは難敵バレンシア。12位に沈んでいるとはいえ、不安定な戦いが続くバルサにとっては厳しい戦いとなることが予想される。バレンシアの3日後にはバジャドリード戦を控えるだけに、内容も伴った勝利ではずみをつけたいところだ。
注目選手：フレンキー・デ・ヨング
今季はリーグ戦全12試合にフルタイム出場。同郷であるロナルド・クーマン監督の下で絶対的な絶対的な存在となった。
さらに第13節レバンテ戦では決勝点をアシスト、直近のレアル・ソシエダ戦ではするすると前線へ上がり、自らネットを揺らした。新加入のミラレム・ピャニッチにも全くチャンスを与えず、中心選手として活躍を続けているだけに、飛躍のシーズンとしたいところだ。
なお、先日にはバルセロナが資金難から売却すると伝えられ、新天地には欧州王者バイエルンが挙がったが、本人は残留を希望しているという。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：テア・シュテーゲン
- DF：アルバ、ラングレ、アラウホ、デスト
- MF：ブスケツ、デ・ヨング、メッシ、コウチーニョ、ペドリ
- FW：グリーズマン
バレンシア（12位 勝点14｜3勝5分5敗｜19得点19失点）
バレンシアはリーグ戦ここ9試合でわずか1勝。ゴールこそ奪えているものの、簡単に失点を許し、勝ちきれていないのが現状だ。
とはいえ、その1勝は王者レアル・マドリードから手にしたもの。3ゴールはPKによるものだったが、レアル・マドリードをパフォーマンスで上回っていたことも事実。バルセロナ戦でも勝利し、スペインの二大巨頭から勝ち星を手にしたいところだ。
注目選手：ゴンサロ・ゲデス
リーグ戦では10試合で1ゴールとなかなか波に乗れていなかったが、16日に行われたコパ・デル・レイ1回戦タラサ戦では途中出場から2ゴールをマーク。得意の右足で強烈なミドルシュートでネットを揺らし、復調の兆しをつかんでいると言えそうだ。
ゲデスはゴラッソ製造機であり、型にはまったときの爆発力はラ・リーガ屈指であるだけに、バルセロナ戦でもその右足に注目したいところだ。
予想スタメン（4-4-2）
- GK：ドメニク
- DF：ラト、マンガラ、ガブリエウ、ヴァス
- MF：ソレール、ゲデス、ラシッチ、ムサ
- FW：ゴメス、バジェホ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2020年12月20日（日）日本時間00:15
- 解説：松原良香 実況：倉敷保雄
- 会場：カンプ・ノウ
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