ラ・リーガ第15節が現地時間12月22日~12月23日に行われた。
第15節の総評
レアル・マドリード対グラナダ
ラ・リーガ4連勝中と勢いづいてきたレアル・マドリードは開始早々、ラファエル・ヴァランの不用意なパスミスから決定機を許すも、ここはアントニオ・プエルタスのシュートミスにより失点を回避。その後はロドリゴらを中心に攻勢をかけるも、グラナダの集中した守備をなかなか崩すことができない。38分にはロドリゴが負傷交代となるアクシデントにも見舞われる。
それでも迎えた後半、レアル・マドリードはマルコ・アセンシオのポスト直撃のヒールシュートなど立て続けに決定機を演出。57分にはアセンシオのクロスからカゼミーロがヘディングシュートでネットを揺らし、試合の均衡を崩す。さらにアディショナルタイムにはカリム・ベンゼマが右サイドから中央に仕掛けると、左足のシュートでネットを揺らして2点目。レアル・マドリードがラ・リーガ5連勝を達成した。
バジャドリード対バルセロナ
3-5-2のシステムでスタートしたロナルド・クーマン監督率いるバルセロナは、時間の経過とともにペースを掴むと、21分にリオネル・メッシが入れたクロスからクレマン・ラングレがヘディングシュートを決めて先制する。さらに35分には、セルジーニョ・デストが右サイドから入れたクロスに正面で合わせたマルティン・ブライスワイトがネットを揺らして2点目を挙げる。
迎えた後半もポゼッションを高めて試合をコントロールしたバルセロナは、65分にペドリのスルーパスからゴール前に侵入したメッシが3点目をマーク。このゴールはメッシにとってバルセロナでの通算644ゴール目に。ブラジル代表のレジェンドであるペレ氏と並んでいた同一クラブでの最多得点記録で単独首位に浮上した。
その後、バジャドリードの反撃をGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好守などで抑えたバルセロナは、そのままシャットアウト勝利。2試合ぶりの白星を獲得している。
そのほかの試合
アトレティコ・マドリードは敵地でのソシエダ戦を2-0で勝利し、2位のレアル・マドリードを得失点差で抑えて首位をキープ。乾貴士がスタメン出場したエイバルは敵地でのアラベス戦を1-2で落とした。
そのほか、ウエスカは先発した岡崎慎司がオーバーヘッドキックシュートで相手ハンドを誘ってPK獲得。これで先制したが、その後にレバンテに追いつかれて1-1のドローで試合を終えた。ビジャレアルの久保建英は今節のビルバオ戦、1-1に終わった試合で前節のオサスナ戦に引き続き出場機会がなかった。
第15節の結果
バレンシア 0-1 セビージャ
【得点者】スソ(81分)
エルチェ 2-2 オサスナ
【得点者】エ:フィデル(47分)、カリージョ(78分) オ:R.ガルシア(10分)、ブラシャナツ(64分)
ウエスカ 1-1 レバンテ
【得点者】ウ:オンティベロス(31分/PK) レ:メレーロ(53分)
ソシエダ 0-2 アトレティコ
【得点者】エルモーソ(49分)、M.ジョレンテ(74分)
バジャドリード 0-3 バルセロナ
【得点者】ラングレ(21分)、ブライスワイト(35分)、メッシ(65分)
ビジャレアル 1-1 ビルバオ
【得点者】ビジャ:Y.ピノ(74分) ビル:I.ウィリアムス(19分)
ヘタフェ 1-1 セルタ
【得点者】ヘ:ダミアン・スアレス(7分) セ:アスパス(17分/PK)
レアル・マドリード 2-0 グラナダ
【得点者】カゼミーロ(57分)、ベンゼマ(90+3分)
アラベス 2-1 エイバル
【得点者】ア:エドガル・メンデス(41分)、デイヴェルソン(45+2分) エ:P.レオン(4分)
ベティス 1-0 カディス
【得点者】G.ロドリゲス(71分)
第16節の日程・対戦カード
開催日 | キックオフ (日本時間) | 試合 |
---|---|---|
12/30(水) | 1:00 | セビージャ vs ビジャレアル |
12/30(水) | 3:15 | バルセロナ vs エイバル |
12/30(水) | 5:30 | カディス vs バジャドリード |
12/30(水) | 5:30 | レバンテ vs ベティス |
12/31(木) | 1:00 | グラナダ vs バレンシア |
12/31(木) | 3:15 | アトレティコ vs ヘタフェ |
12/31(木) | 3:15 | セルタ vs ウエスカ |
12/31(木) | 5:30 | エルチェ vs レアル・マドリード |
12/31(木) | 22:00 | ビルバオ vs ソシエダ |
1/1(金) | 0:15 | オサスナ vs アラベス |
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