試合の概要
日本代表FW岡崎慎司が所属するウエスカが日本時間4日のラ・リーガ第17節でバルセロナを本拠地エル・アルコラスに迎える。
ウエスカ(20位 勝ち点12|1勝9分6敗|14得点25失点)
今シーズンここまでリーグ戦での白星が第13節アラベス戦で挙げた1つのみと、苦戦が続いているウエスカ。順位も最下位であり、中でも失点数は「25」とべティスに次いで2番目に多い。
ポゼッションして後方から繋ぐサッカーで2019-20シーズンに昇格を勝ち取ったウエスカだが、1部の舞台ではそのスタイルは通用せず。それでもしぶとく耐える戦いを披露しているが、第8節のレアル・マドリード戦で4失点を喫するなど戦力差のあるチームの攻撃はなかなか止めることができていない。
なかなか調子を上向かせることはできていないが、まず目指すべきは最下位からの脱出。そのためにもバルセロナ戦では現実的な戦いを徹底し、少しでも勝ち点を積み上げたい。
注目選手:岡崎慎司
負傷により第6節から第9節にかけて離脱していたベテランストライカーだが、第12節で今季初得点を決め、前節は出場10試合ぶりのフル出場と復調の兆し。チームの布陣が、前線での粘りが求められる4-2-3-1や4-4-2ではなく、サイドで起点を作ることができる4-3-3に固定されつつあることでゴール前に飛び込んで行ける要素は増しているが、かつてイングランドで“奇跡の優勝”を経験した男はアップセットを引き寄せられるのだろうか。
予想フォーメーション(4-3-3)
- GK:フェルナンデス
- DF:ロペス、プリド、シオヴァス、ガラン
- MF:リコ、モスケラ、B・ガルシア
- FW:フェレイロ、岡崎慎司、オンティベロス
バルセロナ(6位 勝ち点25|7勝4分け4敗|29得点15失点)
13位にまで下降していた最悪の時期は脱したものの、このクラブに求められるものはタイトルのみ。直近5試合での3勝2分けという数字はまったく満足できるものではない。
また、直近2試合では連続して3-4-2-1の布陣を採用して目に見える変化を付けたロナルド・クーマン監督だが、前節のエイバル戦は1-1で終了。試合開始直後に得たPKをブライスワイトが外したうえ、その後もボールを保持したものの効果的に崩すことはできなかった。
とはいえ、母国アルゼンチンに帰国中だったためにエイバル戦を欠場したエースFWリオネル・メッシが帰還。フィリペ・コウチーニョが新たに負傷した一方、離脱が続いていたウスマン・デンベレが復帰して即得点を決めており、ジョルディ・アルバも累積警告による出場停止が明けるなど、突破力のある選手は揃いつつある。
注目選手:リオネル・メッシ
アルゼンチンでバケーションを過ごし、リフレッシュして帰ってくるエース。退団騒動により2020-21シーズン開幕から注目が集まる中でなかなか得点を決めることができていなかったが、直近の出場6試合で4ゴールを記録しており、復調の気配を漂わせている。
予想フォーメーション(3-4-2-1)
- GK:テア・シュテーゲン
- DF:ミンゲーサ、ラングレ、アラウーホ
- MF:デスト、デ・ヨング、ピアニッチ、アルバ
- FW:メッシ、ブライスワイト、グリーズマン
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年1月4日(月)日本時間5:00
- 解説:川勝良一 実況:桑原学
- 会場:エル・アルコラス
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